大阪府民の朝食改善プロジェクト
大阪府が江崎グリコ株式会社と協力し、府民の健康を促進するために、「腸のことも考えて 朝ごはんを食べよう!」という啓発プロジェクトを開始しました。特に若い世代において朝食の欠食が進んでいる現状を踏まえ、府内飲食店で特別モーニングメニューを提供する取り組みが始まります。
朝食欠食の実態
大阪府の調査によると、20代の男性では朝食をほぼ毎日食べているという割合が42%、女性は39%と、いずれも半数に届いていません。この問題を解決するために、今回の取り組みが実施されます。さらに、府民の野菜や果物の平均摂取量が目標には達していないという栄養面でもの課題があります。これを改善するために、特別モーニングメニューにはビフィズス菌BifiXを使った「BifiXヨーグルト」と食物繊維のイヌリンを組み合わせた栄養満点なメニューが用意されています。
特別モーニングメニューの内容
2025年8月26日から1か月間、大阪府内の飲食店で「BifiXヨーグルト」を利用した特別メニューが提供されます。例として、老舗喫茶の「カフェ英國屋」では、トーストやゆで卵にサラダ、そしてブルーベリーをトッピングした「BifiXヨーグルト」を含むセットが800円で販売される予定です。
コラボ店舗の紹介
カフェ英國屋は1961年に設立され、大阪市内で60年以上の歴史を持つ老舗喫茶店です。店舗では自家焙煎のコーヒーが楽しめ、落ち着いた雰囲気での朝食が魅力です。特別モーニングは、トースト、ゆで卵、ドリンク、サラダ、BifiXヨーグルト付きで、栄養価も高い朝食を楽しめます。
近隣のビジネスパーソンに人気のこの店舗では、自家栽培した新鮮なレタスを使用したサラダやサンドイッチを提供しています。特別メニューにフルーツヨーグルトセットがあり、BifiXヨーグルトに多彩なフルーツをトッピングしたお得なメニューが楽しめます。
北堀江に位置するこのカフェは、「街の中の小さな農園」がコンセプト。新鮮な野菜や果物を使ったモーニングメニューにBifiXヨーグルトが追加され、栄養バランスを意識した朝食を提供します。
取り組みの意図
江崎グリコの「BifiXヨーグルト」は忙しい朝でも手軽に栄養を摂れるため、特に朝食欠食の改善を目指しています。腸にやさしい食事を通じて、府民が健康的で安心して過ごすためのサポートを行います。
啓発運動の一環として、ポスターを制作し、大阪府内の多くの施設や学校にも配布される予定です。府民が朝から健康的な食事を摂れることが、この取り組みの大きな目的です。
おわりに
「腸のことも考えて 朝ごはんを食べよう!」というキャッチフレーズのもとで、大阪府は府民の食生活を見直し、健康的な朝を促進していきます。今後も地域の飲食店と連携し、栄養豊かな食事を提供していくことで、さらなる健康増進を図ります。