日本管財住宅管理が特別賞を受賞
日本管財住宅管理株式会社が、2025年2月14日に行われた大阪市主催の「第37回大阪市ハウジングデザイン賞」で特別賞を受賞しました。この賞は、大阪市内で供給された魅力的で質の高い都市型集合住宅を表彰するもので、住宅に対する関心を高めることを目的としています。
今回の選定にあたって、262件の応募の中から、梅田シティヴィラアクトⅢが特別賞に輝きました。このマンションは繁華街に位置していますが、管理組合が積極的なコミュニティ活動を行っているため、家族が安心して生活できる環境が整っています。このように、管理組合と管理会社が協力して特別賞を共同受賞したのは、非常に意義深いことです。
選考を行った有識者会議のメンバーである難波里美様からは、「梅田シティヴィラアクトⅢ」は44年の歴史を持ち、147戸の住居があると評価されています。マンションの管理は計画的に行われており、大規模修繕や建物のバリューアップが図られています。また、住民のうちの6割が賃貸住戸という特殊な状況でありながらも、コミュニティ活動が非常に活発であることが評価されています。
毎月広報を発行し、地域住民も参加できるホームレス支援やふれあい喫茶など、多彩な活動が行われています。これにより、地域とのつながりも強化され、マンションの居住環境が向上しています。また、管理組合では積極的に建物の補修や改修を進め、植栽管理に取り組んでおり、管理費の余剰金を積み立てて将来の修繕費用に確保しています。
特に注目すべきは、理事会が30年前から運用している入居者面談制度です。この制度では、区分所有者や賃貸居住者に対して、生活ルールや禁止事項について周知しています。これにより、繁華街に居住しながらも安心して暮らせる環境が築かれているのです。
日本管財住宅管理は、高経年のマンションが増加する中で、所有者不明や非居住所有者が増えることへの懸念を抱えていると述べています。トラブルの未然防止において、普段からのコミュニティ形成が重要であり、良好な居住環境を促進するための取り組みが必要だと強調しています。
日本管財ホールディングスとは
日本管財ホールディングスは、オフィスビルや商業施設を含む建物管理運営事業や、住宅管理運営事業、不動産ファンドマネジメント事業などを手掛ける持株会社で、2023年4月3日に設立されました。グループの成長を目指し、経営戦略の策定や経営資源の最適化に取り組んでいます。
グループの企業は、全国及び海外で広範な不動産関連事業を展開しており、高い専門性を有した企業が、様々な不動産に対して最適なソリューションを提供しています。
会社概要
- - 社名:日本管財ホールディングス株式会社
- - 所在地:東京都中央区日本橋2丁目1番10号
- - 設立:2023年4月3日
- - 代表者:代表取締役社長 福田慎太郎
- - 資本金:3,000百万円
- - 事業内容:オフィスビル、集合住宅、環境施設等の管理運営事業および不動産ファンドマネジメント事業
- - URL: 日本管財ホールディングス公式サイト