JR西日本がコミケに初めて出展!
2025年8月16日と17日の二日間、東京ビッグサイトで開催された「コミックマーケット106」において、JR西日本グループが「バーチャル・ステーション」で初出展しました。この出展は、JRグループ全体としても前例がない試みであり、メタバースの新たな価値を探求する姿勢が光ります。
バーチャル・ステーションとは?
「バーチャル・ステーション」は、実際の駅が持つさまざまな機能を再現・拡張した仮想空間です。現在、「バーチャル大阪駅 4.u」と「バーチャル広島駅」の2つの駅を基盤にしており、これまでに累計約3000万人以上が訪れた人気のプラットフォームです。
今回のコミケでは「コミケに“駅”が登場!?」をテーマに、ブースを設置しました。訪れた方々は、リアルな駅の雰囲気を味わいながら、バーチャルな体験を楽しむことができました。
ブースのデザインと体験内容
ブースの設計には工夫が凝らされており、来場者は実際の「みどりの券売機」が模した端末で「バーチャル大阪駅 4.u」を操作する体験ができました。さらに、実際の制服を着用できるフォトスポットも用意され、多くの参加者が写真を撮影していました。また、ブース内の大型モニターでは、バーチャル空間のユーザーから事前に集めた出展案内動画が流れ、訪れる人々を楽しませました。
ノベルティの配布
来場者には、「バーチャル大阪駅 / 広島駅【公式】」のXアカウントをフォローすることで、先着で特典が提供されました。NFC対応のスマートフォンをかざすことで、「REALITY」アプリのダウンロード画面が立ち上がる「乗車券型オリジナルキーホルダー」を配布し、参加者に喜ばれていました。
来場者の声
会場では「JR西日本がコミケに出展するなんて驚きだ!」や「駅の使い方の発想が新しい」など、多くのポジティブな感想が寄せられました。実際、2日間で約1万人もの来場者がブースを訪れ、初めて「バーチャル大阪駅 4.u」を体験した人々も数多くいました。
今後の展開として、JR西日本は「バーチャル・ステーション」のさらなる価値創造を目指し、リアルの駅同様に多くのファンに親しまれる空間を築いていく見込みです。この取り組みがどのように進化していくのか、大いに期待が集まります。
公式サイトのご紹介
JR西日本の新たな試みは、多くの人々の心を掴む原動力となっており、今後もその動向に目が離せません。