岡山大学に新設されたグローバルエンゲージメントセンターの除幕式の様子

岡山大学がグローバルエンゲージメントセンターを新設

2025年4月1日、国立大学法人岡山大学は津島キャンパスに『グローバルエンゲージメントセンター』を新たに設立しました。これに伴い、4月16日には看板の除幕式が行われ、学内外の関係者が集まる中で新しいセンターの門出を祝いました。

除幕式の様子

式典には那須保友学長、三村由香理事、横井篤文副学長らが出席し、除幕式では新しい看板がお披露目されました。那須学長は、今後岡山大学が国内外に向けて大きく成長していくことを期待し、その支柱となるのがこのセンターであると強調しました。横井副学長も、グローバルな視点での地域貢献が大切であると語り、センターの使命が地域と世界を結びつける役割であることを示しました。

センターの目的と期待

グローバルエンゲージメントセンターは、『Internationalization in Higher Education for Society: IHES』、すなわち社会のための大学の国際化を目指しています。具体的には、キャンパス内外の3つのコミュニティ：キャンパス、グローバル、ローカルにおいて、社会に影響を与える活動を展開していきます。センターの中核には、高度な専門知識を持つ大学グローバル・アドミニストレーター（UGA）が立ち、国連や国際機関との連携を深め、共同プロジェクトの構築に努める方針です。これを通じて、キャンパスや地域の活動を国際社会に発信していくことが期待されています。

社会へのインパクト

地域の特性を生かしつつ、世界との連携を強化することで、岡山大学は地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしていくことを進めます。センターが展開する取り組みには、国際的な研究や教育プログラムはもちろん、地域社会への貢献としての国際交流事業も含まれており、さまざまな形で持続可能な発展目標（SDGs）と連動しています。岡山大学は、地域と地球の未来を共創していくべく、この新しいセンターを通じて力強い活動を展開するでしょう。