高齢社会の新しい予防医療を紹介する『たま未来・産業フェア』
2026年1月30日と31日の2日間、東京都八王子市の東京たま未来メッセにて、地域のイノベーションを体感できる展示会『第3回 たま未来・産業フェア』が開催されます。このイベントは、高齢化社会における医療や介護の負担を軽減し、デジタル技術を生活に生かすことを目的に、多摩イノベーションエコシステム促進事業の一環として実施されるものです。
冒頭から多くの企業や団体が集結し、約150の参加者がそれぞれの分野での最新技術やサービスを紹介する予定です。特に、ビジネスパーソンから地域住民に至る幅広い層を対象に、社会のさまざまな課題解決に寄与する新しい技術が展望されています。
在宅での健康管理の重要性
高齢化に伴って心疾患や脳卒中などの循環器系の病気が増加しています。これらの病気は、自覚症状が少ないまま進行することが多いため、早期発見や日常的な健康管理が重要です。しかし、日常生活や通院がもたらす心理的な負担、特に「結果が怖い」という思いから、検査を躊躇する人もいます。
これらの社会的背景を受け、展示会では「自宅で心臓リスクや睡眠時無呼吸症候群を見える化する新しい予防医療」にも注目が集まっています。たとえば、株式会社ココロミルが開発した新しいヘルスケアデバイスは、自宅で簡単に心臓や睡眠状態を把握できる機器です。このデバイスは小型の心電計を使用し、アプリで管理しやすくなっています。これによって、家族や地域が連携し、安心して健康を見守る新しい形の管理が可能となります。
家族で支える健康管理
今回の展示で特に注目されるのは、「本人だけで完結しない健康管理」の考え方です。この取り組みは、配偶者や子どもたちが健康管理をサポートできるように設計されています。例えば、設定や記録の確認が家族によって行える仕組みが導入され、このような家庭内ヘルスケアの役割は、安心感をもたらすものとなります。
心理的ハードルを越えるために
健康についてのデータを得る際には、結果が怖いという心理的障害もあることが課題です。展示会では、そういった不安を軽減するためのサービスに焦点を当てています。例えば、問題がなければその結果を安心材料として活用できる考え方や、必要に応じて医療機関に受診を促す導線が整備されています。専門家によるわかりやすい説明を前提とした設計も重視されています。
リーディングプロジェクトの発表
1月30日には、多摩イノベーションエコシステムのリーディングプロジェクトに選定された企業や団体による取組発表が行われる予定です。ここでは最新の社会実装事例が共有され、今後の地域社会に役立つヒントが提供される場となります。
開催概要
- - イベント名: 第3回 たま未来・産業フェア
- - 日時: 2026年1月30日(金)10:00〜17:00、31日(土)10:00〜16:00
- - 会場: 東京たま未来メッセ(東京都八王子市明神町3-19-2)
- - 入場料: 無料(事前申込制)
- - 主催: 多摩イノベーションエコシステム実行委員会
- - 昨年度来場者数: 7,749人
このように『たま未来・産業フェア』では、高齢社会を乗り越えるための新しい予防医療体験が提供される予定です。健康管理が誰にでも手の届くものとなる未来を感じるこのイベントに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
一般来場者の訪問も歓迎ですが、報道関係の方々からの取材も募集中です。高齢社会を背景に、地域発イノベーションの流れを伝えるために、ぜひお申込みをお願いします。