全日本ジュニアフットゴルフツアー2025第2戦が群馬で盛況開催！

全日本ジュニアフットゴルフツアー2025 第2戦開催

2025年6月21日、群馬県太田市の鳳凰ゴルフ倶楽部で「全日本ジュニアフットゴルフツアー2025 supported by ジーク」の第2戦が開催されました。この大会は一般社団法人日本フットゴルフ協会が主催し、地元のサッカーチーム「太田南FC」の小学生選手たちも多く参加し、熱気に満ちた大会となりました。

この日は気温が高い中、子供たちが繰り広げる熱戦に応援の声がゴルフ場に響き渡りました。小学生部門では、賞を争う選手たちの激しい競り合いが展開され、最終的にはプレーオフで勝負が決まりました。優勝したのは小学5年生の益子晃選手。スコアは5アンダーの67で、日下部雄吐選手（小学4年生）とのプレーオフでは緊張感が漂いましたが、最終的にペナルティーシュートアウトにおいて日下部選手を1パット上回る結果で連勝を達成しました。

益子選手は「前半はあまり良くなかったけれど、後半でリカバリーできたのが勝因です。プレーオフでは緊張しましたが、深呼吸で心を落ち着けることができました。次回も頑張りたいです」と述べていました。

一方、中学生部門では、開幕戦でのチャンピオン古田選手が欠場する中、大塚恭平選手（中学2年生）が圧倒的なスコア、6アンダーの66で優勝を手にしました。大塚選手も、「今日は調子が良くなかったけれど、後半に巻き返しました」と、そのプレーに自己評価を述べました。

大会の意義と今後の展開

全日本ジュニアフットゴルフツアーは、小さな初心者から経験者まで、幅広い層の子供たちが参加できる大会に成長してきました。これにより、フットゴルフの魅力を多くの子供に伝えることができています。また、参加者にはフットゴルフ日本代表経験者を含むライセンスプレーヤーがサポートしており、子供たちが楽しんでプレーできる環境を整えています。

特に注目すべきは、サッカー未経験者でも参加可能な点です。このように、多様なバックグラウンドを持つ選手たちが集い、互いに切磋琢磨する姿がフットゴルフの成長を促しているのです。今後も大会はますます大きくなり、子供たちの新たな夢を形にしていくことを目指しています。

次回の第3戦は、夏休み期間中の7月29日に茅ヶ崎のGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスで開催予定です。多くの子供たちの参加を期待しています！

フットゴルフとは？

フットゴルフは、サッカーとゴルフという全く異なるスポーツを組み合わせた新しい形のスポーツです。サッカーボールを使用し、ゴルフコースをラウンドするこのスポーツは、2009年にオランダでルール化され、2012年の第1回ワールドカップ以来、急速に世界中に広まっています。

日本でもフットゴルフは注目されており、すでに約30のコースで楽しむことができます。将来的にはオリンピック競技としての地位をも目指しています。フットゴルフの普及を進めるため、日本フットゴルフ協会も様々な大会や活動を推進しております。今後の展開に期待が寄せられています。