クラフトビールの新しい形、長崎マリオットホテルの挑戦
2024年11月1日(金)、長崎マリオットホテルが壱岐市のクラフトビールメーカー「ISLAND BREWERY」と提携し、特製のクラフトビールを販売開始します。この取り組みは、長崎の地元文化を大切にし、訪れるゲストに独自の体験を提供することを目的としています。
ISLAND BREWERYとは?
「ISLAND BREWERY」は、壱岐島にある原田酒造有限会社が運営するクラフトビール醸造所です。明治時代から麦焼酎の製造を手掛けてきたこの酒蔵の5代目、原田知征氏は、「クラフトビールで島を盛り上げたい」という思いから、このブランドを立ち上げました。タップルームを併設しており、訪れる人々は常時数種類の新鮮なビールを楽しむことができます。
提供されるビールの特徴
長崎マリオットホテルでは、3種類のクラフトビールを販売します。各330㎖の瓶に詰められたこれらのビールは、壱岐島の特産品である「白麹」を使用しており、クエン酸による柑橘系の酸味が特徴的です。また、フルーティーなホップの香りが軽やかな飲み口を生み出しています。提供されるフレーバーは次の通り:
- - GOLDEN ALE
- - YUZU-KOJI ALE
- - IPA
この3種類のビールはそれぞれ異なる味わいを楽しむことができ、特に新鮮な素材を使用したユニークなフレーバーが特徴です。
オリジナルラベルの魅力
ビールのラベルは、長崎市江戸町にある「長崎雑貨 たてまつる」によってデザインされています。目を引く赤、黄、紫の3色を使用したラベルは、武士と眼鏡橋、唐人と龍踊り、南蛮人と南蛮船の歴史的なモチーフを描いており、長崎の魅力を存分に表現しています。さらに、現代の稲佐山と長崎マリオットホテルを描いたデザインは、長崎の過去と現在をつなぐ象徴となっています。このオリジナルラベルは、マリオット限定の特別な商品です。
地元の文化を大切に
原田知征氏は、「長崎マリオットホテルで特別なおもてなしを通じて、ISLAND BREWERYのクラフトビールが訪れる方々の特別な時間に寄り添うことを願っています。また、この素晴らしいご縁が壱岐島を訪れるきっかけになってくれると嬉しいです」とコメントしています。
この提供が長崎に新たな文化を息吹かせ、地域活性化につながることが期待されています。長崎を訪れる際は、ぜひこの特製クラフトビールを楽しんでみてはいかがでしょうか。