革新をもたらすfinalの新ヘッドホン「DX6000」
国内オーディオメーカーである株式会社finalが、待望の新ヘッドホンシリーズ「DX series」の第一弾モデル、DX6000を発表しました。2025年の4月18日から予約が開始され、4月25日に正式発売されます。この新製品は、全く新しいフリーエア構造を採用し、音場感を劇的に向上させています。また、トランジェントコイルシステムを使うことで、驚くほど高精細で滑らかな音質を実現しています。
DX6000の特徴
1. フリーエア構造による驚異的な音場感
DX6000の最大の特徴は、フリーエア構造による超開放型の音場感です。この技術は、ドライバーの前室と後室を繋ぐことで、従来の開放型ヘッドホンを超えた音場を実現します。まるで音楽が自分の周りで鳴っているかのような、自然で広がりのある音楽体験を提供します。
2. 高精細な音質
DX6000は、開発に数年をかけた新設計のダイナミック型ドライバーユニットを搭載しています。マグネシウム合金を振動板に使い、剛性を高めることにより、共振を抑えています。この結果、高いトランジェント性能を持ち、階調のある低域再生が可能になりました。特に、発泡シリコンエッジの採用により、軽さと柔軟性を兼ね備えています。
3. トランジェントコイルシステム
さらに、DX6000の開発にはトランジェントコイルシステムという新技術が採用されています。このシステムは、ボイスコイルを直接ドライバーユニットに挿入することで、開放的な音場感を維持しつつ、低音の再生能力も向上させることに成功しています。
4. 特殊生地の開放型イヤーパッド
イヤーパッドには、和紙を使用した特殊素材が採用されており、ドライな肌触りと耐久性を兼ね備えています。この素材が密閉度の低さをカバーし、十分な低域の再生を実現します。また、ヘッドバンドも同様の素材が使われており、湿気に強い高い耐久性を持っています。
5. 専用OFCケーブルとセミハードケース
DX6000には、専用に開発されたOFCスリムケーブルが付属します。これにより音質を保ちながらも軽量化が図られました。また、持ち運びにも便利なセミハードケースも付属し、保管や移動にも対応しています。
スペック詳細
- - 筐体: マグネシウム合金
- - ドライバー: ダイナミック型
- - コネクター: XLR
- - 感度: 83dB/mW
- - インピーダンス: 47Ω (1kHz)
- - 質量: 363g
- - コード長: 3m
- - 付属品: 着脱式ケーブル、セミハードケース
DX6000は248,000円(税込)で販売される予定です。この新たなヘッドホンシリーズで、音楽の新しい世界を体感してみてください。更に詳しい情報は、finalの公式サイトをご覧ください。 (
製品ページ)
まとめ
革新的な技術を駆使したfinalの「DX6000」は、音質と音場感を同時に向上させた、まさに新しい音楽体験を提供してくれる製品です。これからの音楽の楽しみ方を変えてくれるヘッドホンとして、多くの音楽ファンに支持されることでしょう。