フロイデ株式会社、社長交代と新体制を発表

フロイデ株式会社は、2020年10月1日付で新たな役員体制を発表しました。代表取締役社長には現取締役副社長の瀬戸口将貴氏が就任し、吉谷愛氏は会長に就任します。この異動は会社の今後の成長戦略を見据えた重要なステップとなることでしょう。

代表取締役社長瀬戸口将貴氏

新たに社長に就任する瀬戸口氏は、2008年から法人営業部門での業務を経て、2013年にはクラウド事業に特化した企業を設立し、2017年にはそれを上場企業へ売却しました。その後、RPAエバンジェリストとしての活動を経て、2019年にフロイデ株式会社の取締役副社長に就任しました。彼の豊富な経験が会社のさらなる成長に寄与することが期待されています。

彼は、「2020年10月1日付で、代表取締役社長の任に当たることになりました。この役職を得ることは私にとって大変重要な任務ですが、今まで以上にフロイデが皆様にとって必要な存在であり続けるために誠心誠意努力し続けます」と述べています。彼は福岡で「エンジニアが働きたい会社」にすることを目指しており、テクノロジーでワクワクする未来を創造する企業へと導く意思を表明しました。

会長吉谷愛氏

新任の会長、吉谷愛氏は福岡県北九州市出身で、プログラマからキャリアをスタートし、36歳でフロイデ株式会社の社長に就任。その後、エンジニア育成や就労支援に取り組んできました。特に、精神障害者や発達障害者へのIT教育に力を入れ、社会に貢献する姿勢が評価されています。

吉谷氏は、「今後はグループ会社での活動を通じて、多様な人がITを学び就労の機会を得る仕組みを社会に提供します」と語ります。彼女の夢は、「1000人の無職フリーターをエンジニアにする」という壮大なミッションです。このビジョンは、企業の社会的責任を考慮したもので、多くの人々に影響を与えることが期待されています。