海上保安庁の新サービス
2025-01-09 14:24:24

海上保安庁が映像通報サービス「Live118」を導入します

海上保安庁、新時代の映像通報サービス「Live118」を導入



2025年1月18日、海上保安庁が新しい映像通報サービス「Live118」の運用を開始します。このサービスは、株式会社ドーンが提供し、118番の通報者がスマートフォンを利用してビデオ通話を行い、現場の状況をリアルタイムで海上保安庁に伝えるものです。これにより、従来の音声通報だけでは得られなかった詳細な現場情報を迅速に把握できるようになり、事故や傷病の状況を的確に捉えることが可能となります。

どのように機能するのか?


「Live118」は、運用司令センターと通報者間の映像共有を実現するシステムです。通報者がビデオ通話を通じて撮影した映像は、リアルタイムで運用司令センターに送信され、現場の詳細な状況が把握されます。たとえば、船舶事故や人身事故が発生した際、状況を視覚的に確認することができるため、より迅速かつ的確な対応が期待されます。この仕組みは、「118番の見える化ソリューション」として革新を促し、海難救助活動を一新させることでしょう。

簡単な操作で導入が可能


このサービスの魅力の一つは、その利用の容易さです。通報者は特別なアプリをダウンロードする必要がなく、運用司令センターから案内される専用ウェブサイトにアクセスすることでビデオ通話が開始されます。このシンプルな手続きにより、誰でも簡単に参加できるため、利用者の負担が大幅に軽減されます。

全国各地での導入拡大


「Live118」は、すでに全国の消防で導入されている「Live119」の技術を応用しています。これにより、全国の官公庁および民間企業での導入が進み、今後が期待される様々な場面での活用が見込まれています。株式会社ドーンは、通報の視覚化を通じて、より安全で安心な社会の実現へ向けて活動を続ける方針です。

会社の取り組み


株式会社ドーンは、地理情報システム(GIS)事業をルーツに持つ企業であり、これまで培ってきた技術やノウハウを駆使して様々なクラウドアプリケーションを開発しています。警察や消防、自治体の防災、そして社会インフラの保全といった分野でその技術を活用し、業務の高度化を図っています。今後も新しい課題に取り組み、独自のソリューションの提供を通じて社会貢献を続けていくことでしょう。

まとめ


海上保安庁による「Live118」の導入は、リアルタイムな映像通報を可能にし、救助活動において大きな変革をもたらします。興味深い試みが始まれば、今後もこのシステムがどのように進化し、社会に貢献していくか、皆さんも注目してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせは、株式会社ドーン管理部 IR 担当(TEL:078-222-9700, E-mail:[email protected])まで。


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会社情報

会社名
株式会社ドーン
住所
兵庫県神戸市中央区磯上通 2-2-21三宮グランドビル5F
電話番号
078-222-9700

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