ミサワホームズの挑戦
2024-09-30 20:13:14

フィンランドにおけるミサワホームズの30年:持続可能な社会のための取り組み

ミサワホームズ オブ フィンランドの30周年



フィンランドの美しい湖水地方に位置する「ミサワホームズ オブ フィンランド(MHF)」が2024年8月に設立30周年を迎えます。この間、同社は地域社会への貢献と環境保全に積極的に取り組んできました。これらの努力は、持続可能な社会の実現に対して大きな一歩となっています。

自然に囲まれた立地



MHFはフィンランドの首都ヘルシンキから約230km南部のミッケリ市に1994年に設立されました。この地域は美しい湖と豊かな森林に囲まれ、国内最大の湖、サイマー湖の湖岸に位置しています。ここで加工される木材は、日本国内での建材として利用され、地元と日本の両方に恩恵をもたらしています。

環境への取り組み



温暖化が地球規模で進行する中、MHFではカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを行っています。2020年に日本政府が宣言した2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロを受けて、社内でも2030年にCO2を半減させる目標が設定されました。リニューアルエネルギーの活用と、ZEH(ゼロエネルギー住宅)の推進を通じて、持続可能な住宅の提供を目指しています。

地域貢献の多様な方法



MHFでは、木材加工の過程で生じた副産物をバイオマス燃料として利用し、地域の火力発電所への供給を行っています。これにより、発電された電力はミッケリ市の電力の約8~10%を賄っており、地域社会のために大きな貢献を果たしています。また、発電過程で生じる熱を利用して、木材の乾燥に用いるなど、リソースの無駄遣いを防ぐ循環型社会の実現にも寄与しています。

持続可能な森林管理



フィンランドは持続可能な森林管理を重要視しており、MHFもこの原則に則った運営を行っています。同社は2006年にPEFC認証を取得し、持続可能な調達を証明するCoC認証も受けています。これにより、森林資源を適切に管理し、次世代に引き継ぐ努力を続けています。

植樹活動の重要性



MHFでは2009年より、従業員を巻き込み、地域の企業と共同で植樹祭を開催してきました。これまでに10万本以上の苗木が植樹され、CO2の吸収による温暖化対策にも寄与しています。フィンランドの厳しい気候条件下で育った木材は高い強度と耐久性を持つため、ミサワホームの住宅にとって重要な資材となっています。

30周年記念式典



2024年、30周年を記念してミッケリ市内で式典が行われました。国内外の取引先や地域住民が集まり、数十年の協力に感謝の意が表されました。これを契機に、MHFはさらなる活動展開を図り、地域への貢献を続けていく意向を示しました。

まとめ



ミサワホームズ オブ フィンランドは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを通じて、地域社会や環境への貢献を続けています。美しいフィンランドの自然に囲まれながら、MHFは今後も進化し続けるでしょう。


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会社情報

会社名
ミサワホーム株式会社
住所
東京都新宿区西新宿2-4-1新宿NSビル16階
電話番号
03-3349-8088

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