ハウスコムの企業ブランド再浸透へ向けた取り組み
近年、企業のブランド価値の再構築が求められる中、ハウスコム株式会社が新たな企業ブランドの再浸透に向けた取り組みを始めました。「住まいを通して人を幸せにする世界を創る」というミッションを基に、全社員がブランドの価値を再認識し、日常業務に生かすための「ブランド再浸透フェーズ」へ踏み出しています。
取り組みの背景
ブランド価値の向上は、企業にとって競争優位性を確立し、顧客ロイヤルティを高め、新規顧客や優秀な人材の獲得につながる重要な要素です。ハウスコムでは2024年4月から、全社横断的なブランド再整理・再構築プロジェクトを始動させました。このプロジェクトでは、社員一人ひとりが業務の中で安心して立ち返ることができる「拠り所」を提供することを目指しています。これまでの活動の中で、ブランドストラテジストの大橋氏を招き、約半年間にわたる月2回のブランド会議を通じて意見を集約しました。その結果として新しいタグライン「幸せあふれる、未来の暮らしへ」とブランドマニフェストが策定されました。
ブランドの価値を明確化
この取り組みの根底には、社員がハウスコムに所属する意義を確認できる「軸」としての役割を果たすことがあります。それにより、社員はさらに充実感を持って業務を行うことができ、会社と社員との関係も強化される収集です。2026年3月期には、これまでの「ブランドの再整理・再構築」から「ブランドの再浸透」へと移行し、階層別・地域別のブランド研修が段階的に行われます。
第1回ブランド研修
2023年4月には、ハウスコム本社で第1回目のブランド研修が開催されました。事業会社の社長や本社の部門長、業務サポート担当者を対象とし、ワークショップ形式で実施されました。この研修では、ブランドの価値やその伝え方に関して活発な議論が行われ、社員のブランドに対する意識を高める機会となりました。
今後の展開
策定されたタグラインとブランドマニフェストは、社内でのブランドムービーとして映像化され、社内での理解をさらに深めていく予定です。店長を対象にした研修も、東京、名古屋、大阪で計4回行い、そこでの学びを店舗でのブランディングへとつなげていく方向です。また、社内でのブランドアンバサダーも募集し、社員自らがブランドの価値を発信していくことで、理解を深め、行動に結びつける活動を推進していきます。ハウスコムは、この視点をもとに全社的に取り組み、社員がブランドを体現し、「幸せあふれる、未来の暮らし」をお客様に提供できるよう努めていきます。
ハウスコム株式会社の概要
ハウスコム株式会社は、全国200を超える店舗で賃貸仲介サービスを展開しており、ITやAI技術を活用して顧客体験を最適化しています。お客様一人ひとりに対して「幸せあふれる、未来の暮らし」を提供する住まい探しを実現しています。
- - 会社名: ハウスコム株式会社
- - 代表者: 代表取締役社長執行役員 田村 穂
- - 所在地: 東京都港区港南2-16-1品川イーストワンタワー9階
- - 資本金: 4億2463万円
- - URL: ハウスコム