千葉工業大学、次世代デジタル人材を育成
千葉工業大学(千葉県習志野市)のプログラムは、2025年度から新たに「web3・AI概論」として進化します。代表取締役社長の石部達也氏が率いる株式会社DOUとの連携により、従来のweb3概論を拡張し、生成AIを活用したカリキュラムを展開。これによって、次世代デジタル人材の育成を目指します。
今求められるデジタルスキル
最近のビジネス環境では、AIやブロックチェーン技術が急速に浸透しており、それに伴う人材のニーズが増大しています。国内外の企業がデジタル革新を進める中、従来の業務スタイルが変わりつつあります。そのため、技術を実践的に使いこなせる人材の育成が急務とされています。千葉工業大学の新プログラムではこうした需要に応えるべく、受講生が生成AIやweb3技術を実際に使いながら学ぶことができます。
プログラムの特徴
1. 実際のプロダクトローンチを目標に
受講生は、顧客インタビューを通じて課題を把握し、プロトタイプを開発・検証しながら、実際にアプリケーションやサービスをローンチします。このプログラムは「作って終わり」ではなく、実用的な製品開発に挑戦します。
2. 生成AIやノーコードツールの活用
ChatGPTをはじめとする生成AIを開発プロセスに搭載。さらに、create.xyzやreplit agent、Zapierなどのノーコード・ローコードツールを用いることで、効率的かつクリエイティブなプロダクト開発を学びます。
3. 世界トップクラスの教材を利用
千葉工業大学は、アリゾナ州立大学(ASU)との連携を強化し、最先端のソフトウェアエンジニアリング教材を採用しています。この教材により、基礎を固めながら、実践的な知識や技法を身につけることができます。
デジタルイノベーション時代の人材育成
デジタル技術は急速に進化しており、特にweb3や生成AIの技術は新たな革新を引き起こしています。千葉工業大学では、技術を実践的に学ぶことで、次世代のデジタルイノベーターを育てることに注力しています。受講生は、プロダクト開発を経て、企業内での即戦力となることが期待されます。
プログラムの詳細
開講期間と受講料
- - 開講期間: 2025年4月10日~7月10日
- - 受講料: ¥40,000(2単位分)+受講申込料¥10,000
募集対象
千葉工業大学以外の学生や社会人も対象となっており、300名程度の受講生を募ります。
本プログラムを通じて、受講生は実践的なテクノロジーの実装力、プロジェクトマネジメント力、問題解決能力を養い、次世代のデジタル分野で活躍できるスキルを身につけます。さらに、修了証はNFT形式で発行され、キャリア形成に役立てることができます。
受講生コミュニティ
受講後も、300名以上の修了生が参加するコミュニティでの学びや情報交換が可能です。Discordを通じたサポートや勉強会も定期的に開催され、最新技術のトレンドを共有できる貴重なネットワークを形成しています。これにより、受講生は技術の進展に常に触れることができ、さらなる成長の機会を得ることができます。
まとめ
千葉工業大学の新たなプログラム「web3・AI概論」は、デジタル技術の変革を理解し、実践的に活用できる次世代の人材を育成します。AIとweb3の融合による革新的なアプローチを通じて、受講生は未来のデジタルイノベーションに貢献することが期待されています。