近年、女性の年収が婚活の強みとして注目されています。株式会社IBJが公開した『2025年 IBJ 成婚白書』の分析によれば、女性の年収に関するデータは成婚における重要な要因であることが浮き彫りになっています。
分析結果によると、年収が500万円を超える女性の成婚率は37.7%と高く、年収を公開することで成婚率が39.0%に達していることが示されています。この数値は、年収を公開しない場合の成婚率22.2%を大きく上回ります。
この背景には、共働きの価値観が根付いてきたことが挙げられます。物価の高騰や未来への不安から、現在では結婚生活においても共働きによるリスク分散が求められています。実際に、成婚カップルの8割以上が世帯年収1000万円を超え、経済的な安定が新しい結婚のスタンダードになっていることが確認されました。
以前は、『男性が家計を支え、女性は家庭を守る』というモデルが広く受け入れられていましたが、現在はこの考え方が変わりつつあります。男女共同参画局の調査によると、共働き世帯は専業主婦世帯の3倍を超えており、過去の価値観から脱却し、2人で高収入を得る『共創型』のスタイルが広まっています。
さらに、婚活市場では女性の年収を非公開にすることが可能ですが、今や安定した収入を持つ女性はパートナーにとって大きなアドバンテージとなっています。共働きを前提にした結婚観が浸透する中で、高年収の女性は自身の経済力を伝えることで、より魅力的な存在として認識されるようになっています。そして、2025年に成婚したカップルの約8割が世帯年収1000万円以上を実現する一方、日本の平均年収は、男性586.7万円、女性333.2万円であり、はじめての成婚の場合は容易ではありません。このような背景から、豊かな生活を一緒に築いていきたい男性に対して、女性の経済力は信頼できる判断材料となっています。
本分析は、引き続きIBJが提供するデータを基に毎週公開される予定です。婚活において年齢差や同類婚などの新たな視点に基づいたデータが今後発表されることも期待されます。
成婚白書の詳細やデータに関するお問い合わせについては、IBJ広報までご連絡ください。また、年収を隠すのではなく、将来を共にするパートナーに向けて、自分の人生設計や価値観をオープンにする時代が来ています。女性の高年収は、もはや婚活の障害ではなく、強みとして活かされるべき要素です。これからの婚活において、女性たちが自身の経済力を誇りに思いながら、一歩を踏み出すことができる環境が整いつつあると言えるでしょう。