里親制度の理解と支援について学ぶ研修会を開催

児童虐待防止協会が主催する第187回研修会

近年、家庭で子どもを育てることの重要性が重視されています。その中でも特に注目されているのが里親制度です。これは、社会的なサポートが必要な子どもたちが安全かつ安心な環境で生活し、自らの未来に希望を持ちながら育つことを目的としています。里親制度は、子どもにとって安心できる帰る場所を提供し、信頼できる人とのつながりを維持するための大切な仕組みです。

今回は、伊藤嘉余子氏を講師としてお迎えし、里親が日常的に直面するさまざまな課題について深く掘り下げる貴重な機会です。伊藤氏は、大阪公立大学の教授として、長年にわたって社会福祉学の研究や実践を行ってきました。彼女の専門は子ども家庭福祉学であり、里親制度の利用についても深い知識を持っています。

研修会の基礎情報

- 日時: 11月29日（土）14:00～16:00
- 会場: 大阪市社会福祉研修・情報センター 4階会議室

〒557-0024 大阪市西成区出城2-5-20
TEL: 06-4392-8200

- 定員: 会場参加（アーカイブ配信付）50名 / アーカイブ配信のみ100名
- 受講料: APCA正会員1,000円 / 賛助会員・非会員3,000円

この研修会の目的は、地域で暮らす里親や彼らが育てている子どもたちに対して、私たちがどのようにサポートできるかを考えることです。伊藤氏は、具体的な事例を交えながら、里親支援に必要な知識やスキルを共有します。受講者は、子どもやその保護者に関わる支援者や専門職の方々を対象としており、広範な視点から里親制度に関する理解を深めることが期待されます。

参加方法

参加希望の方は、以下のURLから事前申し込みをお願いします。

- 会場参加（アーカイブ配信付）: 申し込みリンク
- アーカイブ配信のみ: 申し込みリンク

申し込み期間は8月8日から10月30日までです。

申し込みが完了した後は、参加方法についての詳細が記載された案内メールが届きますので、必ず確認してください。

認定NPO法人児童虐待防止協会とは

今回の研修会を主催する認定NPO法人児童虐待防止協会は、1990年に設立された日本初の民間団体です。この団体は、児童の虐待防止に向けて医療、保健、福祉、法律など様々な領域の関係者が協力し、支援を行っています。家庭環境や社会的な要因が絡み合う中、孤立しがちな支援者のために、地域ネットワークの構築を目指しています。詳細は、公式ホームページをご覧ください。

この研修会は、里親制度を学ぶだけでなく、子どもたちに対する理解を深める良い機会です。皆さんのご参加を心よりお待ちしています。