ネット・ゼロカーボン・シューズ登場
2025-04-03 12:23:18

気候変動に立ち向かう新たな一歩、ネット・ゼロカーボン・シューズ登場

ビジネスの力で気候変動に立ち向かう



Allbirds(オールバーズ)は、世界初のネット・ゼロカーボン・シューズ「M0.0NSHOT Zero(ムーンショットゼロ)」を発表しました。この製品は、環境問題の解決に向けて新たな一歩を示すものです。2025年4月5日から、Allbirds 丸の内店にて数量限定で販売が開始されるこのシューズは、地球温暖化の影響を最小限に抑えた革新的な製品として大きな注目を集めています。

気候変動問題を反映した製品



地球温暖化は、この100年で平均気温が約0.7度上昇したと言われています。この状況は、私たちの生活に深刻な影響を与えています。その中で、Allbirdsは「ビジネスの力で気候変動を逆転させる」というミッションのもと、製品の開発に注力してきました。「M0.0NSHOT Zero」は、カーボンフットプリントゼロを実現するために、素材選定から製造、輸送に至るまで徹底的に見直した結果生まれた一足です。従来のシューズ製品が平均して14kgの二酸化炭素を排出する中、「M0.0NSHOT Zero」はまさにゼロを実現したのです。

オープンソースの思想



Allbirdsは、気候変動に立ち向かうためには単独ではなく、業界全体で取り組むべきだと考えています。そのため、開発過程で得た知見やプロセスをオープンソース化しました。これにより、他の企業もゼロカーボンやカーボンネガティブなシューズを開発することができるようになります。これまで温室効果ガス排出が難しい環境にあったファッション業界にとって、これは非常に重要な進歩となるでしょう。

M0.0NSHOT Zeroの詳細



このシューズは、着用した際の快適さだけでなく、環境への配慮にも徹底して取り組んでいます。デザインはシンプルでありながら、使用される素材はすべてカーボンネガティブです。
  • - アッパー: 再生型農業ウールを使用し、農場からの排出よりも多くの炭素を隔離しています。
  • - ミッドソール: サトウキビ由来のカーボンネガティブなグリーンEVAを採用し、Allbirdsの中で最も低炭素なフォーム「SuperLight Foam」を使用。
  • - アイレットやロゴ: メタンから生成されたバイオプラスチックを使用。
  • - パッケージ: サトウキビを原料とするポリエチレンで包まれており、輸送時の環境負荷も軽減。

Allbirdsの歴史と未来



Allbirdsは、2016年にサンフランシスコで設立された企業で、創業以来「ビジネスの力で気候変動を逆転させる」という目標に基づいて商品を開発してきました。特に、2020年には全商品にカーボンフットプリントを表示する世界初のファッションブランドとなり、さらなる進化を続けています。これまでの努力を踏まえ、2023年には全商品のカーボンフットプリントを平均44%削減。2030年にはゼロを目指す計画です。

まとめ



「M0.0NSHOT Zero」の発売は、ただの新製品の発表ではなく、ファッション業界全体が気候変動への対策を講じるきっかけになると信じています。Allbirdsは、競争ではなく共創の道を選び、他の企業と協力して持続可能な未来を築くことを目指しています。私たちは、共に歩み続け、気候問題への解決策を見出していく必要があります。このシューズを通じて、もっと多くの人々が環境問題に目を向け、自ら行動を起こすきっかけになってほしいと願います。


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会社情報

会社名
株式会社ゴールドウイン
住所
東京都港区北青山3-5-6 青朋ビル
電話番号
0800-080-4054

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