シンガポール航空と子ども食堂の国際交流イベント
2024年9月19日、大阪府泉佐野市に拠点を置く特定非営利活動法人キリンこども応援団が主催したコミュニティイベントに、シンガポール航空が参加しました。このイベントは、食料安全保障をテーマにし、地域の子ども達との交流を通じて国際理解を深めることを目的としています。
当日は、シンガポール航空関西空港支店長ジョアンナ・リー氏を含む10名の従業員が参加し、参加した子ども達と楽しいひとときを過ごしました。子ども達はシンガポールの文化や航空業界の職務について学びながら、さまざまなアクティビティにも参加しました。これにより、彼らは他国の文化を理解する良い機会を得ることができました。
機内食で味わうシンガポールの風味
交流イベントの中でも特に注目されたのは、食事の時間でした。参加者はチキンライスやサテーといったシンガポールの名物料理を楽しむ中で、コミュニケーションの輪を広げました。食事の香りが漂う中、子ども達は一緒に食卓を囲みながら、異国の食文化に触れることができ、みんなが「美味しい!」と声を揃えました。
また、キリンの家の中学生たちが取り組む「Coccha(コッチャ)」事業に基づき、泉佐野市特産のギョーザの試食も行われ、「日本に来てから食べたものの中で一番美味しい!」との嬉しいコメントが寄せられました。このような食の体験は、子ども達の自信を育む機会となり、地域振興にもつながるものと期待されています。
コミュニティへの貢献
シンガポール航空との交流は昨年に続いて今回が2回目となり、これまでの関係の深化が伺えます。イベント後には、シンガポール航空から地域の子育て支援のための食品や日用品も寄付されました。これに対し、キリンこども応援団の代表は感謝の意を示し、心温まる支援に対して感謝状を授与しました。子ども達や地域の子育て世帯への支援ができることは、ものすごく大切な意味を持っています。
参加した子ども達の感想
イベントを終えた子ども達は「クイズが楽しかった!」「ギョーザの味を褒められて嬉しかった!」とそれぞれの体験をシェアしており、シンガポール航空への関心が高まるきっかけとなりました。スタッフも「イベントを通じて、食卓を囲むことの重要性を再認識できた」とコメントしており、この活動を通じて地域に貢献できることの大切さを感じています。
今後の展望
キリンこども応援団は「子ども第三の居場所」を目指して様々な支援活動を展開しています。今後も、シンガポール航空との連携を続けることで、地域とのつながりをより深め、子ども達にとっての貴重な体験を提供し続けることに努めていきます。このような交流は、食を学ぶだけでなく、未来を切り開く力を育む場であると捉えています。今後の活動に引き続き期待したいところです。