新たな合唱団の魅力
2019-01-29 16:30:05

音楽を自由に楽しむ新たな合唱団が生まれた理由とその魅力

音楽を自由に楽しむ新たな合唱団が誕生



2020年の教育改革が進む中、音楽教育の重要性がより一層高まっています。その流れを受けて、新たに立ち上がったのが「オーモリストリート合唱団」です。この合唱団は、プロミュージシャンが集まり、楽しく・自由に音楽を堪能することを目的としています。それに加えて、メンバー同士のつながりを深められる場所としても機能しています。

合唱団設立の背景



合唱団は従来、定型的なメロディを覚えることが中心でした。しかし、今回の合唱団は、これまでの枠を超えた音楽体験を提供したいと考えました。ここでは、時には踊ったり、手を叩いたり、観客と一緒になって楽しむ自由さを大切にしています。このような「予定不調和」を楽しめる力は、特に子どもたちにとって重要な成長の環境になります。音楽を通じて、自分自身の表現を見つけることができる場を提供することを目指しています。

さらに、合唱団では多くの職業に従事するゲストを招くことで、さまざまな視点や経験を共有し、メンバー同士の出会いを豊かにしています。これは、子どもたちに新しい価値観や考え方を見せる貴重な機会になると信じています。

サードプレイスとしての機能



合唱団では、毎週木曜日に練習が行われ、その前には参加メンバーで一緒に夕食を楽しむ時間が設定されています。この試みは、単に食事をするだけでなく、家で孤立してしまう状況を防ぎ、仲間との絆を深める一助となります。夕食は商店街内のスーパーと連携し、オリジナルメニューを提供。メンバーは異なる学年や学校に通っていますが、食事を共にすることで新たな「斜めのつながり」を築くことができるのです。

会場の背景と歴史



「オーモリストリート合唱団」の練習場、アキナイ山王亭では、フリーピアノが設置されています。このピアノは、かつて別所氏の生徒が譲ったもので、無償で地域に音楽を届けることを目的としています。2018年からは「スケルトーン」という企画も始まり、プロミュージシャンたちの練習風景をオープンにすることで、偶然訪れた人たちが音楽に触れられるようにしました。このように音楽が人々の生活に浸透することで、新たなコミュニティが生まれることを期待しています。

各メンバーの思い



この合唱団には、別所和洋、大塚望、町田佳路など、さまざまな思いを持つメンバーが集まっています。別所氏は、伝統的な合唱から脱却し、自分たちのスタイルを築いていく過程で、子どもたちには自己表現の自由を見つけてほしいと願っています。一方、大塚氏は、音楽を通じて孤独を感じている子どもたちに、仲間との連帯感を持ってもらいたいと考えています。町田氏は、息子にとっての楽しい場所であることが、音楽への興味を育むきっかけになると信じています。

まとめ



「オーモリストリート合唱団」は、音楽を通じた新しいコミュニティづくりを目指しています。この活動が全国で広く知られ、多くの人々が模倣・アレンジを行って新たな合唱団が生まれれば嬉しいでしょう。音楽が紡ぐ人とのつながり、そしてその楽しみがこれからも広がることを期待しています。

【オーモリストリート合唱団】


練習日:毎週木曜日 18:30〜19:30
場所:アキナイ山王亭(東京都大田区山王3−1−6)
公式サイトはこちら

【MobilExSchool合同会社】


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会社情報

会社名
MobilExSchool合同会社
住所
東京都品川区平塚1ー18ー6
電話番号
03-3783-6597

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