龍谷大新学部開設
2025-03-28 14:03:29

龍谷大学瀬田キャンパスに環境サステナビリティ学部と情報学部が新設へ

龍谷大学に新たな学部誕生



2027年4月、京都に位置する龍谷大学の瀬田キャンパスでは、「環境サステナビリティ学部」と「情報学部」が新たに設置される予定です。この新しい学部の設立は、大学の発展と学生のニーズに呼応したものであり、未来社会を見据えた人材育成を目指しています。

環境サステナビリティ学部の特徴



環境サステナビリティ学部は、全国で初めての試みとして、環境問題に特化した教育を提供します。ここでは、幅広い知識を学ぶことができるだけでなく、実践力を養うためのプログラムが用意されています。特に、地域デザイン、生物多様性の管理、資源循環利用など、現実の課題に取り組むための4つの専門教育プログラムが用意されています。

1. 地域デザインプログラム: 地域資本のあり方や持続可能な地域経営に関する学びを深めます。
2. ネイチャーポジティブ経営プログラム: 企業における生物多様性保全策について学び、経営にポジティブな影響をもたらす方法を探求します。
3. 生物多様性回復プログラム: 生態系と経済活動のつながりを学び、持続可能な共存に向けた解決策を模索します。
4. 資源循環利用プログラム: 廃棄物の適正処理と再利用について学び、循環経済を実現する方法を考えます。
5. 持続的水資源管理プログラム: 水資源の保全と持続的な利用についてのシステムを学ぶことができます。

実際の社会で直面する課題に取り組むことを目的とした「クエスト科目群」も用意されており、学生はフィールドワークやチーム協働を通して実践的なスキルを身に付けることができます。

情報学部の特徴



同時に設立される情報学部では、「実践力」と「応用力」を兼ね備えた人材育成を目指します。この学部は、情報技術に関する専門知識を深めるだけでなく、思考力や倫理観などの普遍的な能力も育成します。

情報学部は、以下の三つの専攻から構成されます。
1. 情報メディア専攻: メディア処理技術やコンテンツ制作に関する知識を体系的に学びます。
2. 情報システム専攻: データベースやネットワーク技術について学び、情報システムの基盤を強化します。
3. 実践データサイエンス専攻: ビッグデータを活用し、AI技術を駆使して新たな価値創造を目指します。

このように、実践的な課題解決型の教育を通じて、学生は地域社会の発展や持続可能な社会の創造に貢献できる力を身に付けることが期待されています。

キャンパスブランド構想と未来への展望



今回の新設は、龍谷大学が掲げる「キャンパスブランド構想」の一環として進められています。大学全体として、持続可能な社会の実現を目指し、特色あるキャンパス作りを推進しています。今後、地域社会とのさらに深い連携を図ることで、学生たちが社会に対する理解を深め、貢献できる場を提供していくことが求められています。

この新しい学びの場が、次世代のリーダーを育成し、社会に必要とされる人材を輩出することを期待しています。

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