データ同期革命
2026-10-27 10:51:55

THKがQlik Replicate導入でデータ同期の革命を実現

大量データ同期の短縮を実現したTHKの新基盤



株式会社インサイトテクノロジーは、THK株式会社の基幹データ連携基盤を刷新しました。このプロジェクトでは、データ統合製品「Qlik Replicate」と統合管理ツール「Qlik Enterprise Manager」が導入され、データ同期の時間を数時間から数分に短縮することに成功しました。

新たなデータ連携基盤の構築


THKは、1972年に直線運動部分を支える「LMガイド」を初めて製品化し、以来、様々な産業を支える製品を提供してきました。同社は、データを活用した意思決定の重要性を認識し、Tableauを用いて経営や現場の意思決定に生かす取り組みを進めてきました。しかし、従来のデータ連携基盤は障害やメンテナンスによる停止時間が多く、改善が求められていました。

THKは、IBM iからのデータを「Snowflake」というクラウド型データプラットフォームに移行することを決定し、その過程で「Qlik Replicate」の導入を選択しました。この選択は、大量データの同期性能を向上させ、IBM i固有のデータ処理にも適応できるものです。

インサイトテクノロジーの支援内容


インサイトテクノロジーは、Qlik Replicateの豊富な経験とIBM iを含むデータベース技術の専門知識を活かし、PoC(概念実証)から本番稼働、QEMによる運用環境の構築まで幅広く支援しました。本番環境を模した約3ヶ月のPoCでは、同期性能やデータ整合性、運用性を検証し、IBM i特有の技術課題への対応策を確認。これにより、安定した本番運用に向けた基盤を作り上げました。

データ鮮度・整合性・コストの観点からも最適な連携方式を検討し、高い鮮度が要求されるデータには短い間隔で、一定の間隔での同期が許容されるデータには1時間程度での更新が行えるように調整しました。

プロジェクトの成果


数時間かかっていた大量データの同期が、「数分」で完了するようになりました。この成果は、Qlik ReplicateのCDC(Change Data Capture)機能を利用することで実現され、基幹システムへの負荷を抑えつつ、Snowflakeへの迅速なデータ連携が可能になりました。また、約2,700のテーブルのうち、1,100テーブルをSnowflakeに安定的に連携し、2026年1月末の本番稼働以降、大きな問題なく運用されています。

さらに、QEMによる一元管理体制の確立により、運用負荷も大幅に軽減されています。これにより、担当者は数時間ごとに管理画面を確認する必要がなくなり、日常的な運用が大いに楽になっています。

THK株式会社の評価


THKの担当者は、インサイトテクノロジーがQlik Replicateの日本総代理店としての知見を評価し、PoC環境の迅速な提供や、IBM iに関する問い合わせへの丁寧かつ迅速な対応に助けられたと述べています。

今後の展望


今後THKは、Snowflakeに蓄積されたデータを活用し、生成AIを通じてプログラム開発やBIツールの専門スキルを持たない社員でも自然言語で社内情報にアクセスできる環境を目指しています。この取り組みにより、営業や工場、本社の各部門が必要なデータを意思決定に活用できる基盤へと進化することを計画しています。

インサイトテクノロジーは、今後もデータベース技術とデータ活用基盤構築の知見を活かし、企業のデータ活用を支援していく方針です。


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会社情報

会社名
株式会社インサイトテクノロジー
住所
東京都渋谷区恵比寿1-19-19恵比寿ビジネスタワー12階
電話番号
03-5475-1450

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