新素材「RENAMY」登場
2025-11-26 14:37:25

リファインバースグループが開発した循環型新素材「RENAMY」の全貌

リファインバースグループが手がけた新素材「RENAMY」とは



株式会社リファインバースグループ(本社:東京都千代田区)とクリーンテックス・ジャパン(本社:兵庫県神戸市)が共同開発した新素材「RENAMY」は、業界初のゴム再生素材として注目されています。この新素材は、ダストコントロールマットで使用されるニトリルゴム(NBR)をリサイクルしたものであり、環境に優しい製品として2025年12月より販売が開始される予定です。

開発の背景



従来、業務用マットに使用されるゴム部分は、その複合構造から分離が難しく、リサイクルが困難とされていました。リファインバースグループは、様々な廃棄物の再資源化技術を追求し、特に廃棄タイルカーペットの循環リサイクル技術を確立しています。一方、クリーンテックス・ジャパンも高機能マットにおいて多くの実績を積んでいますが、年間約800トンものマットが廃棄される現状に直面しています。そのため、両社は協業を結び、新たな環境配慮型製品の開発に乗り出しました。

「RENAMY」の特長



「RENAMY」は、使用済みのダストコントロールマットのゴム部分を分離し、再利用することで生まれた素材です。これにより、従来の廃棄処理にかかるコストを大幅に削減し、持続可能なリサイクルを可能にします。

また、リファインバースグループの千葉県富津市にある工場において、回収されたマットが再資源化され、新たにクリーンテックス・ジャパンで「クリーンエコスクレイプ」として販売されます。これにより、廃棄物削減だけでなく、企業の持続可能性の向上にも寄与する仕組みとなっています。

今後の展開



リファインバースグループとクリーンテックス・ジャパンは、「RENAMY」の特性を活かし、他のゴム製品への展開も視野に入れています。また、クリーンエコスクレイプの販売は2025年12月から開始されますが、従来のパイルタイプマットの展開も計画しており、広範なニーズへの対応を目指しています。

将来的には、レンタルマット用の裏材としての活用も予定されており、これらすべての取り組みは循環型社会の実現に向けた重要なステップとなります。

リファインバースグループについて



リファインバースグループは、環境に優しいサステナブルな社会を支援するため、20年以上にわたって循環型経済に基づく素材の再生に取り組んできました。彼らの技術革新によって、廃漁網やエアバッグ、鳥の羽根など様々な素材を再生し、新たな価値を創出しています。これからも、環境に対する責任を果たすための活動を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社リファインバースグループ
住所
東京都千代⽥区丸の内3丁⽬4-1新国際ビル 6F
電話番号

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