仏像の新しい魅力
2025-07-09 09:45:19

新たな視点で仏像の美を再発見!『サライ』最新号特集

文化誌『サライ』最新号で仏像の魅力再発見



文化・教養誌『サライ』の2025年8月号が、仏像に関する新たな特集を発表しました。特集のタイトルは「新たな仏像の見方」。日本の仏像文化を深く理解するためには、仏像の存在理由やその背景を多角的に捉えることが不可欠です。本号では「時代の祈り」「仏師と流派」「素材と技法」の3つの視点から、100体以上の美しい仏像を精細に鑑賞し、その魅力を余すところなく紹介しています。

時代の祈りから見える変遷


仏像は日本に仏教が伝来した頃、外国の神として迎え入れられました。その後、時代と共に人々の祈りを受けて、役割が変化していきました。奈良時代には国家の安寧を願う象徴として、平安時代には現世の願望を叶える存在として。そして、後には来世へ導く存在へと変わっていく様を、具体的な仏像を通じて詳しく解説します。

仏師と流派が語る歴史


仏像造りは飛鳥時代にさかのぼります。初代の仏師、鞍作止利から始まり、奈良時代の官営組織に属する仏師たち、さらには独立し新様式を確立した定朝、そして名匠運慶とその一門にまで至る長きにわたる歴史を掘り下げます。仏師たちの技術や表現を通じて、仏像がいかに日本独自の美的感覚を形成していったのかが明らかになります。

材料と技術を通じて見る仏像の魅力


仏像は、その素材や技法によって表現されるのが特徴です。金銅から漆、木、石、土に至るまで、素材によって仏の格調が変わります。彫刻家の籔内佐斗司さんによる解説では、塑像や乾漆像、一木造り、寄木造りなど、各技法の特徴が詳しく紹介されます。それぞれの素材から生まれる独自の魅力が、より深く理解できる内容となっています。

特集:夏の食文化「そうめん」


本号では、特集として涼を感じる食文化「そうめん」にも光を当てています。奈良時代に中国から伝わり、平安時代には貴族の間で重宝されたそうめん。その清涼感と喉越しは、長い間日本人に親しまれてきました。そうめんの歴史や文化的背景に触れ、アレンジレシピも紹介。手延べ技術が伝承される生産地への訪問や、名品の取り寄せ案内により、夏の食文化をより楽しむための情報が豊富に盛り込まれています。

特別インタビュー:新宮晋氏


また、新宮晋さんのインタビューも掲載されています。自然の力で動く彫刻の第一人者である新宮さんは、地球に生まれた意味を探求しています。彼の発想力や子供たちのための活動について知ることで、現代アートの理解が深まります。

この『サライ』最新号は、仏像の新しい楽しみ方を提案するだけでなく、食文化やアートの世界まで幅広くフォローしています。日本の文化を深く知るための一冊として、ぜひ手に取ってみてください。


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会社情報

会社名
株式会社小学館
住所
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
電話番号
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