新しい海を知る旅へ
大分県佐伯市では、次世代の海洋環境を支えるため、高校生を対象にした海洋体験プログラム「マリスタ2025」が開催されます。このプログラムは、単なる体験に留まらず、海の現状や課題、将来について考える機会を提供します。
海と人を考える
「マリスタ2025」は、大学生プロデューサーの手により企画されたもので、高校生たちが海の環境問題について学べる内容になっています。プログラムは、2025年8月18日から19日の間で行われ、1泊2日の体験を通し、実際の海での活動を体験します。このプログラムは「海と日本プロジェクト」の一環として、日本の海を守るための意識を高めることを目的としています。
磯焼けの現状
特に注目されているのは、佐伯の海でも発生している「磯焼け」です。この問題は、藻場が消失したり、植食性魚類であるアイゴの食害によって引き起こされています。参加者は、これらの問題に対し学びを深め、具体的な解決策を考える機会が与えられます。
体験内容
初日は、海が見渡せる佐伯市上浦の瀬会公園キャンプ場で、シュノーケリングや磯辺の観察、さらには海の幸を楽しむBBQなどを実施します。これにより、参加者は海の多様性や楽しさを体感すると同時に、環境整備の重要性についても考察します。
発表会でのアウトプット
さらに、プログラム後には、9月27日に体験発表会が開催されます。この場では、参加者が自らの気づきや考えを発表し合い、海に対する意識の変化を共有することができます。自らの言葉で「海」を語り、仲間と想いを分かち合うことで、より深い学びとつながりが生まれることでしょう。
参加者募集
この貴重な体験は、興味のある高校生を募集中です。参加希望者は、2025年7月31日までに応募する必要があります。定員は先着10名、参加費は無料ですので、興味のある方はぜひエントリーフォームからお申し込みを。
◆ イベント概要
- - 日時: 2025年8月18日(月)~19日(火)
- - 会場: JR佐伯駅集合、メイン会場は月と海のリゾート コテージ上浦
- - アクセス: 大分・佐伯方面から自動車や公共交通機関でアクセス可能
このプログラムを通じて、次世代の海を守る意識を育み、仲間と共に未来を築く力を身につけましょう。
申込みや詳細は公式サイトをご覧ください。