ファッションの祭典「I Z A PINK CHRISTMAS® 2025」開催の様子をお届け

ファッションとチャリティが融合した「I Z A PINK CHRISTMAS® 2025」

2025年12月23日、大阪のザ・リッツ・カールトン大阪で「I Z A PINK CHRISTMAS® 2025」が開催されました。このイベントは、ラグジュアリーファッションのセレクトショップ「I Z A」を運営する株式会社IZAが主催するもので、乳がんの早期発見と啓発を目的としたピンクリボン運動に賛同しています。2007年から続くこのチャリティイベントは、今年で18回目を迎えました。

豊かなランウェイと感動の瞬間

今年も多彩なゲストが参加し、特に注目を集めたのが「キャンサーギフトコレクション」です。このコレクションでは、乳がんを克服した24人のサバイバーモデルが登場し、イタリアのブランド「LIVIANA CONTI」の新作を身に着けて華麗にランウェイを歩きました。彼女たちは、約1年間のウォーキングレッスンを経てこの舞台に立ち、自信に満ちた姿で観客を魅了しました。

トップバッターを飾ったのは、79歳のサバイバーモデルの皆さん。会場は鼓舞するようなエネルギーに包まれ、シャーリー富岡による楽曲「Living My Best Life」が流れる中で彼女たちが堂々と歩く姿には、驚きと尊敬の念が寄せられました。この瞬間は、早期発見の重要性を訴える強力なメッセージとなりました。

スペシャルゲストとトークセッション

イベントには、女優・原日出子が乾杯の挨拶を行った後、DJや着物スタイリストとしても活躍するマドモアゼル・ユリアが特別登壇し、自身の著書について語りました。彼女は、着物の魅力と自己表現の重要性について深い洞察を示しました。

さらに、作家のZutti Mattiaが自らのエッセイを紹介し、より自分らしく生きることの大切さを力強く訴えました。IZZAの田中タキ代表とのトークセッションでも、各ゲストの想いや経験が語られ、感動的なひとときが生まれました。

特別なパフォーマンスとチャリティ活動

今年のオープニングを飾ったのは、すみれによるライブパフォーマンス。彼女の感情豊かな歌声が会場に響き渡り、最後には田中タキも登場してクリスマスソングを披露しました。イベントの最後には、毎年恒例のチャリティ抽選会が行われ、豪華な賞品が用意され、多額の寄付金が集まりました。この寄付金は様々な支援団体に寄付されることとなり、イベントの趣旨がしっかりと受け継がれました。

2025大阪・関西万博オフィシャルポップアップストア

さらに会場内には「2025大阪・関西万博オフィシャルポップアップストア」がオープンし、公式キャラクター「ミャクミャク」モチーフの商品が販売されました。これにより、イベントは多くの人々にとって盛り上がりを見せました。

ファッションとチャリティを融合させた「I Z A PINK CHRISTMAS® 2025」は、多様なメッセージを発信し、参加者に感動とインスピレーションを与えました。また来年も期待が高まります。