共通善シンポジウム
2026-04-16 19:21:10

共通善を目指す!東京大学で開催されたシンポジウムの見どころと提言

「共通善の経済・経営へ」シンポジウムの開催



2026年3月30日、東京大学の伊藤国際学術研究センターで、いのち会議と大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)主催のシンポジウムが開催されました。このシンポジウムは、持続可能な経済社会のビジョンを共有し、それを実現するための具体的なアクションプランを提言する場として位置付けられています。

開催概要


シンポジウムは、241名の参加者が集まり、アカデミアや産業界、行政、市民といった多様なセクターからの参加がありました。特に、対面170名、オンラインで71名の参加があり、活発な意見交換が行われました。

シンポジウムの開会に際して、大阪大学の特任教授である堂目卓生氏が挨拶を行い、続いて東京大学の副学長である大橋弘氏と、公益社団法人経済同友会の岩井睦雄氏からメッセージが寄せられました。これらの挨拶を受けて、シンポジウムは「知識創造経営」「共感経済」「共助資本主義」といったテーマに基づく3つのセッションへと展開しました。

セッション内容


セッション1: 共感に基づく知識創造経営


このセッションでは、立教大学の経営学部長である廣瀬文乃氏による「VUCA時代における経営」の考察が展開され、複雑な状況下で柔軟な考え方が求められることが強調されました。さらに、ノックオンザドアの高山千弘氏が企業における内在的な価値の重要性を論じ、宮田運輸の宮田博文氏が「命を守る」意識の変革について言及しました。

セッション2: 企業・市民社会・大学の協働


このセッションでは、企業の社会的責任の意識が高まる中、企業・大学・NPOなどの協働がどう実現できるかが議論されました。リンクソシュールの白藤大仁氏が企業における「オンリーワン性」の重要性を語り、サステナブル・ラボ株式会社の平瀬錬司氏が中小企業の隠れた社会的価値を可視化することの意義について説明しました。

セッション3: 共助資本主義が開く未来


最後のセッションでは、経済同友会の岩井睦雄氏が「共助資本主義」の概念を提唱しました。これは、新自由主義的な経済が抱える課題への一つの解答として、多様な主体が連携することで社会課題を解決しようというものです。この考えは、現代社会における「いのち」を中心に据えた新しい経済観の構築を目指しています。

結論と今後の課題


今回のシンポジウムは、経済と社会、さらには人間のあり方を見つめ直すとともに、「共通善」への道を模索する重要なステップとなりました。これを受けて、今後どのように具体的なアクションに結びつけながら、自らの役割を見出していくかが課題となります。

一般的に、共通善の追求には、単なる相互扶助を超えた深い理解と共感が求められます。シンポジウム参加者は、その実現に向けた新しい価値観や行動の模索を続けていくでしょう。最後に、より多くの個人や組織がこの理念に共感し、共に行動することを期待したいと思います。

このシンポジウムの詳しい情報や発表動画は、こちらのリンクでご覧いただけます。


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会社情報

会社名
いのち会議 事務局
住所
大阪府吹田市山田丘2-8
電話番号
06-6105-6183

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