Okta Japanが渋谷オフィスで取得した二重認証
アイデンティティ管理サービスを提供するOkta Japan株式会社は、渋谷に位置するオフィスが国際的な健康基準「WELL Building Standard™」の最高ランク「WELL Platinum」と、環境性能評価の「LEED Silver」認証を同時に取得したことを発表しました。これにより、健康的で持続可能な職場環境の構築に向けた強い取り組みが証明されました。
WELL Platinum認証の実現に向けた取り組み
WELL認証は、空気の質や水、光、栄養、運動、快適性など、働く環境の様々な側面から健康と快適さを評価します。その中で「WELL Platinum」は最高ランクに位置し、Okta Japanは以下の要素に取り組むことでこの認証を達成しました。
空気環境の可視化と改善
完全な空気品質モニタリング装置を執務スペースに導入し、二酸化炭素やPM2.5、揮発性有機化合物(VOC)を常時測定しています。これにより、常に健康的な空気環境を維持しています。
エルゴノミクスの考慮
全ワークステーションの25%以上に昇降デスクを設置し、外付けのキーボードやマウス、ラップトップスタンドを導入しました。これにより、姿勢の改善や作業効率を向上させ、身体への負担を軽減しています。
健康的な食環境の提供
オフィス内のパントリーでは、低糖・ノンカフェイン飲料や健康的な食材を使用したスナックを提供し、従業員が日常的にヘルシーな選択をすることができる環境が整備されています。
自然光を取り入れた設計
執務スペースや共用エリアを自然光を取り入れる構造に設計しており、視覚的な快適さと心理的な安心感を兼ね備えています。
LEED Silver認証の取得に向けた努力
LEEDは建物の設計や運用における環境配慮とエネルギー効率を評価するための国際的な基準です。Okta Japanが取得した「LEED Silver」は、この評価システムの中で上位に位置づけられています。これを実現するために、以下の取り組みが行われました。
エネルギー効率に優れた照明
高効率のLED照明をオフィス全体に採用し、器具効率を120lm/W以上、CRIを80以上とし、耐久性も50,000時間以上確保しています。これにより、大幅な省エネルギーを実現しました。
快適な室内環境の整備
会議室や個室には吸音材や遮音パネルを設置し、音の反響を防ぎ集中力を高めています。また、換気システムには高性能フィルターを採用し、定期的に換気量を監視することで清潔な空気を保っています。
節水対策
オフィスの共用部トイレの改修工事により、独自に節水工事を実施し、水使用量の削減にも取り組んでいます。
Oktaのビジョン
代表取締役社長の渡邉崇氏は、「Oktaは働く人々の安全で快適な環境を提供することを重要視しています。今回取得したWELL PlatinumとLEED Silverの認証は、持続可能で人を中心にした職場設計へのコミットメントの証です」と述べています。Oktaは今後も、社員のウェルビーイングを向上させ、社会に貢献する企業としての道を歩み続けます。
Oktaについて
Oktaは、「The World’s Identity Company™」としてアイデンティティを保護し、誰もがテクノロジーを安全に利用できるサポートをしています。企業や開発者がセキュリティや効率性を向上させるためのソリューションを提供し、多くの世界的なブランドがOktaを信頼して利用しています。