手間を省く次世代テスト管理ツール「CrossQualia」の登場

「CrossQualia」の概要

このたび、株式会社クロスゲームズが新しいテスト管理ツール「CrossQualia」を発表しました。このツールは、進捗や不具合の管理を可視化し、テスト業務の効率化を図ることを目的としています。これまでは手動で進捗情報を入力しなければならなかった品質保証の過程が、「CrossQualia」によって一新されます。

進捗と不具合の可視化

「CrossQualia」では、まず「テストケース管理機能」「BTS」「スケジュール」の情報を一元管理します。これにより、不具合が発生した際には、即座にチケットが発行され、テスト項目の進捗が一目でわかるようになります。この機能により、テスト項目数や進捗率がグラフで表示され、日ごとのペース管理が容易になります。さらに、過去に終了したテスト項目も後から利用でき、施策ごとの管理や分析が可能です。

コミュニケーション機能の強化

通知機能が充実しているのも「CrossQualia」の大きな特徴です。障害があった場合には、内部コメント機能を使用して迅速に報告することができ、各項目の管理がスムーズになります。テストケースや不具合についての報告もツール内で行えるため、他のツールとの連携を減少させ、業務全体の効率化が実現します。ダッシュボードでは、表示された数値をもとに次の施策に活かせるため、テスト設計の改善やスケジュール調整が容易になります。

テスターパフォーマンスの測定

今後のアップデートでは、テスト結果に基づいたテスターパフォーマンスの定量的な表示も予定されています。これにより、それぞれのテスト項目に対して最適なテスターを割り当てることができる指標が得られるようになります。たとえば、テスト項目1つあたりの確認時間や修正の確認にかかる時間、バグ報告数や不合格数の割合を通じて、テスターの能力や検証力を可視化することが可能です。

クロスゲームズのビジョン

「CrossQualia」の導入は、コスト削減と品質向上を両立させることを目指しています。業務分析を支援する新機能の追加や、業務改善につながる機能の充実を図ることで、テスト管理者やテスターたちの生産性を向上させる予定です。会社としては、「人とゲームを繋ぐ」というミッションを掲げ、ゲーム開発から品質保証までをサポートしています。