HACARUSが静岡で最先端のAI技術を披露
株式会社HACARUSは、2025年7月24日から26日まで静岡市のグランシップで開催される「TECH BEAT Shizuoka 2025」に出展し、建設業と製造業を対象にした2つの革新的AIソリューションを紹介します。このイベントは、静岡県内の企業と国内外のスタートアップが協力して価値を創出することを目的としており、2019年に始まりました。多様な分野のスタートアップが一堂に会し、地域の課題を解決するための実践的な対話の場となっています。
出展内容:危険予知活動支援アプリ「HACARUS KY」
HACARUSが提供する「HACARUS KY」は、スマートフォンやタブレット、PCを使用して危険予知(KY)をサポートするアプリです。このアプリは、作業条件に基づいて過去の労働災害事例をイラストや写真で提示することで、経験や知識に依存しないKYの実現を目指しています。主な特徴には、AIによる事例提案、自社事例の登録活用、KYシートのデジタル管理、さらにマンネリ防止機能が含まれています。
特に注目すべきは、AIによる自動提案機能です。作業内容に応じてリスクを提示し、作業者が使用するための理論的な基盤を提供します。また、自社の実態に応じたKYを可能にすることで現場の安全性をさらに高めます。
AI外観検査システム「HACARUS Check 新AIソフトウェア」
次に紹介するのは、製造業に向けた「HACARUS Check 新AIソフトウェア」です。このシステムは、少ない数の良品画像から学習し、不良品と良品のアノテーションによる追加学習に対応しています。これにより、継続的な精度向上と現場ニーズへの適応性を高めています。
新バージョンは、ロボットアームやさまざまなハードウェアとの連携が可能で、複雑な形状の部品に対して多角的な撮像や高速な自動検査を実現します。特に新しいユーザーインターフェースが採用されたことで、直感的で現場に適した操作性を実現しています。
TECH BEAT Shizuoka 2025の詳細
「TECH BEAT Shizuoka 2025」は、静岡市で開催され、参加は無料ですが事前登録が必要です。イベントの詳細は公式サイトで確認できます。業界の最新技術を駆使し、地域の課題解決に貢献するための重要な機会であり、HACARUSの参加もその一環です。
株式会社HACARUSの使命
HACARUSは「未来を造る人に 次世代の「はかる」を」という理念のもと、少ないデータを活用した革新的なAIソリューションを提供しています。2014年の設立以来、多くの企業の課題解決に寄与し、効率化や省力化の実現に貢献してきました。データ取得から既存システムとの連携まで、幅広いサポートを行い、人間とAIが共存する新しい未来の構築に挑んでいます。
このイベントでのHACARUSの展示により、さらに多くの企業が最先端のAI技術を身近に感じ、取り入れるきっかけとなるでしょう。