関谷正徳氏の受賞
2025-12-12 16:05:49
女性ドライバー育成に尽力する関谷正徳氏が名誉ある受賞
関谷正徳氏が「文部科学省スポーツ功労者顕彰」を受賞
日本のモータースポーツ界において、重要な役割を果たしている関谷正徳氏が、2025年度「文部科学省スポーツ功労者顕彰」を受賞することが発表されました。この賞は、日本のスポーツ界の発展に多大な貢献をした方々に与えられる名誉ある表彰です。関谷氏は特に女性ドライバーの育成を目的とした国内初のワンメイクレースシリーズ「KYOJO CUP」を設立し、多くの若手ドライバーたちに新たなステージを提供してきました。
モータースポーツへの情熱
関谷正徳氏は、1995年にル・マン24時間レースで日本人初の総合優勝を果たしたことで、その名を広めました。この偉業を成し遂げた後も、彼は監督や指導者として若手ドライバーの育成に尽力しながら、日本のモータースポーツ文化の発展に貢献してきました。
近年、特に女性ドライバーの活躍の場を広げることに注力し、KYOJO CUPを通じて女性が主役になれる環境づくりを進めています。この度の受賞は、彼の長年の努力が広く社会から認められた証です。
受賞に対する関谷氏の思い
関谷氏は受賞に際して「この度は、2025年度文部科学省スポーツ功労者顕彰という大変名誉ある賞を賜り、心より感謝申し上げます。モータースポーツの世界に身を置いてから半世紀が過ぎ、数多くの経験をさせていただきました」と述べています。
彼はモータースポーツの魅力について、「人と人との極限の戦いというスポーツとしての価値が、クルマという大きな道具の存在によって十分に伝わりきっていない」と強調。また、「一人でも多くの女性がモータースポーツの世界で活躍できる環境を整えることは、次世代への大切な責任だ」とも述べています。
KYOJO CUPの紹介
KYOJO CUPは2019年に設立された日本初の女性限定レースシリーズです。初心者から上級者まで参加できる環境が整備されており、“女性が主役になるモータースポーツ”をテーマに掲げています。2025年からは「KYOJO Formula」という女性フォーミュラ育成プログラムも開始予定で、より多くの女性ドライバーが育成されることが期待されています。
関谷氏の経歴
関谷正徳氏は1949年、静岡県生まれです。1972年に四輪レースに参戦し、80年代には国内でトップドライバーとして活躍。また、1985年にはル・マン24時間レースに初出場し、1995年に日本人として初の総合優勝を達成しました。その後もチーム監督や育成機関の校長として次世代育成に尽力し、競技基盤の強化にも貢献しています。
多くの女性が活躍するオリンピックに負けないよう、モータースポーツの世界においても、女性が活躍できる未来を目指して、関谷氏は引き続き努力を続けています。彼の情熱と活動が、多くの人々に影響を与えることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社インタープロトモータースポーツ
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