近年、企業間での情報共有が進む中、機密情報の管理がますます重要視されています。委託先に設計や技術情報、お客様から預かった重要情報を適切に守れるかどうか、というテーマを扱ったウェビナーが開催されます。このセミナーでは、データを「渡す責任」と「預かる信頼」という観点から、企業価値がどのように左右されるのかを掘り下げていきます。
現代のビジネスでは、データや情報の取り扱いが取引先との信頼関係に直結しています。委託元は、安心してデータを共有できる相手かどうかを厳密に見極める必要があり、委託先は強固なセキュリティ体制を持っていることが求められます。2025年4月には、経済産業省がサプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度を公表しました。この制度は、2026年度を目標に企業のセキュリティ対策状況を可視化する仕組みを構築するものです。これにより企業は、取引先から求められるセキュリティ要件を満たさなければならなくなります。
重要なのは、境界防御を超えてデータそのものを守るという新たな視点です。情報漏えいリスクに備えるためには、双方に確実な保護策が求められます。しかし、実際には委託先のセキュリティレベルが不透明で、選定や運用に不安を感じる企業が少なくありません。このような状況では、選定基準の曖昧さが情報漏えいのリスクを高め、責任の所在が不明瞭になるため、トラブル発生時の信頼関係にも影響を与える事態となります。
サプライチェーン全体の安全性を確保するためには、セキュリティ対策の“見える化”が不可欠です。そこで本ウェビナーでは、IRMソリューション「DataClasys(データクレシス)」を紹介し、委託元と委託先が安心して情報を共有できる仕組みを解説します。DataClasysは、ファイル自体を暗号化し、利用権限を設定することで、外部に渡した後も閲覧や編集、印刷などの操作を厳密に制御可能にします。
これにより、委託元は「あらゆる情報漏えいリスクを最小限に抑える責任ある提供者」になり、委託先は「高いセキュリティ対応力を持つ信頼できる受託者」としての立場を確立することができます。DataClasysの導入によって、サプライチェーン全体での信頼を築くための具体策を詳しく解説します。また、参加者には過去のウェビナーの資料や他の募集中のセミナー情報も合わせて提供されます。
私たちマジセミは、今後も参加者の役に立つウェビナーを開催して参ります。皆様のご参加をお待ちしております。