阪神タイガースOBが参加した清掃プロジェクト
2025年4月19日、兵庫県尼崎市の大物公園と稲川公園において、「JERA セ・リーグ CHALLENGE シティクリーン プロジェクト」が開催されました。このイベントには、阪神タイガースOBの糸井嘉男さん、岩田稔さんを始め、球団の後輩選手や地元の小学生たちが集まり、周辺の清掃活動に取り組みました。
株式会社JERAが主催するこのプロジェクトは、プロ野球を通じた社会貢献活動の一環として実施されました。開会式では、株式会社JERAの宇佐美氏が事業背景を説明し、参加者たちに清掃活動の重要性を伝えました。
元気いっぱいのOB選手たち
開会式では、糸井さんと岩田さんが元気よく登壇し、参加者たちに挨拶。糸井さんは「心も体もキレイになるように」と清掃の意気込みを語り、岩田さんは「細かいゴミにもしっかり注意しよう」と参加者を鼓舞しました。その笑顔と共に、会場は明るく賑やかな雰囲気に包まれました。
子どもたちとの清掃活動
清掃活動がスタートすると、参加者たちはグループに別れ、トンネルや公園の歩道をくまなく掃除しました。糸井さんや岩田さんも子どもたちと一緒にここでゴミを拾い、その様子は微笑ましく心温まるものでした。
特に糸井さんは、子どもたちに積極的に声をかけ、アドバイスをしながら楽しげにゴミを集めていきました。一方で岩田さんは、「ゴミを見つけにくい場所にあるよ!」と声をかけ、子どもたちの活躍を称賛しました。
82名の参加者が協力
今回の活動には、阪神タイガースファンクラブのKIDS会員や地元の市民が参加し、合計82名が集まりました。清掃活動が進む中、参加者たちはそれぞれの目標を持ち、471個のゴミを回収した結果、最終的に総量83kgのゴミが集まりました。
清掃後には、江越選手が「子どもたちがたくさんやってくれてありがとう」と感謝の意を伝え、参加者たちの達成感を感じる瞬間となりました。
清掃活動の振り返り
清掃が終了した後、閉会式では糸井さんが「皆さんのおかげで公園がピカピカになった!今後は甲子園球場周辺でもこうした活動を希望」と語りました。岩田さんも「たばこの吸い殻が多く見られてショックだったが、皆さんのおかげできれいになりました。今後はゴミを片付ける意識を持ち続けてほしい」と強調しました。
参加者たちは、ゲストからのサイン色紙や観戦チケットの記念品を受け取るなど、楽しい思い出を残しました。
まとめ
このような清掃活動を通じて、地域住民とプロスポーツのつながりを強める良い機会になったことは、参加者にとっても貴重な経験となったことでしょう。今後も、地域を大切にする活動が広がることが期待されます。