K,D,C,,, Food Challenge
2025-03-18 15:41:15

第7回K,D,C,,, Food Challenge、新たな食の挑戦が集結したピッチコンテスト

過去最多のエントリー、34組のマッチング成果



2023年2月27日、東京都で開催された第7回「K,D,C,,, Food Challenge」では、フードビジネスの新星たちが集結しました。運営を手掛ける株式会社オレンジページによると、今回のコンテストは27組のエントリー過去最多を記録し、9組が最終審査に進出、34組の企業とのマッチングが成立。このイベントは、食をテーマにした新しい挑戦を後押しするピッチコンテストで、業界期待の注目株が集まりました。

最終審査を通じて新たな食文化が誕生



参加した企業は、それぞれ独自のアイデアやプロダクトを携えて登場。例えば、合同会社あきらめの悪い人たちが発表した「甘酒マヨ」は、卵を使わずに甘酒を乳化させたドレッシングで、健康志向の高い消費者に向けた商品です。また、日本草木研究所/株式会社山伏は、在来のスパイスやハーブを活用した新しい食アイテムを提案し、国産の自然素材を重視した商品開発を進めています。

他にも、陸上養殖水産物の未利用食材を使用した業務用加工品「BLUEM」、手軽に薬膳料理を楽しめる「なつめチップ」、アレルゲンフリーのカラフルなクッキー生地など、幅広いジャンルの商品が登場し、食の多様性が際立つ結果となりました。

接続と対話から生まれる可能性



最終審査の形式は、参加者のプレゼンテーションや試食を経て、審査企業が興味を持ったプロダクトに札を挙げるマッチング方式。ここで重要視されたのは、ただ「おいしい」だけでなく、「プロダクトが何を社会に還元できるか」という視点。審査員たちがその可能性について熱心に討論する様子が印象的でした。
また、参加者側も審査員とのディスカッションを通じ、自身のプロダクトが持つ市場での具体的な展開について深める機会となりました。

栄冠は「日本草木研究所」へ



今大会のグランプリに輝いたのは「日本草木研究所」であり、彼らの取り組みは在来の日本のスパイスやハーブを使用し、商品化を進めています。「日本の森を食の切り口で高付加価値化」する企業ミッションが評価され、特に多くの企業とのマッチングが成立しました。この成功は、日本の林業にも寄与する取り組みであり、社会貢献度も高く評価されました。

準グランプリに輝いたのは「Coloridoh Inc.」



準グランプリには、Coloridoh Inc.が開発したカラフルなクッキー生地が選ばれました。この製品は、計量不要で子供が遊ぶ感覚で楽しみながらクッキーを焼けるという点が魅力。親子のコミュニケーション促進に寄与するプロダクト設計が、審査員たちの高評価を得ました。

懇親会でさらなる成長を目指す



熱気に溢れる最終審査後には、参加企業と審査企業との懇親会が行われ、今後のビジネスチャンスや改善点を見いだす貴重な場となりました。オンライン配信も行われ、視聴者数は過去最大となり、業界がこのイベントに寄せる期待の大きさが伺えます。

今後も「K,D,C,,,」は、このようなイベントを通じて新たなフードビジネスや食文化の発展をサポートしていくことでしょう。彼らの活動から目が離せません。

会社情報

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株式会社オレンジページ
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