医薬品物流の再認証
2025-06-10 15:34:41

関西国際空港で阪急阪神エクスプレスが医薬品物流の再認証を取得

阪急阪神エクスプレス、関西国際空港でCEIV Pharmaの再認証を取得



阪急阪神エクスプレスは、関西国際空港において医薬品輸送に関するIATA推進の質の高い認証プログラム「CEIV Pharma」の再認証を、2023年6月2日付で取得しました。この再認証は、2019年に取得した認証から数えて2回目であり、今後また3年間にわたってその有効性が保たれます。

実績と取り組み



同社は2017年から関西エアポート株式会社が主導する「KIX Pharmaコミュニティ」に参画しており、医薬品の安全かつ効率的な国際輸送を目指しています。このコミュニティは、医薬品輸送に関わる多くの業者が集まり、標準化された品質基準をもとに協力し合い、安全な物流の実現に向けた取り組みを行っています。

阪急阪神エクスプレスは、2019年に初めてCEIV Pharma認証を取得した後、持続的にその品質を維持し、改善を図っています。今回の再認証により、同社は17社以上のメンバーと共に医薬品物流の品質を確保する信頼性の高いネットワークを構築しています。

医薬品物流の重要性



医薬品の輸送には特別な条件が求められます。温度管理や扱いの注意など、細心の注意を払って行う必要があるため、国際的な輸送基準を満たすことが不可欠です。CEIV Pharmaは、医薬品流通過程の品質を保証する「GDP」に適合する基準として、世界中で共通の評価基準を提供しています。

阪急阪神エクスプレスは、この連携によって安全かつ効率的な医薬品の輸送を実現し、サプライチェーン全体の安全性を高めています。

グローバル展開と今後の方針



さらに、同社は2021年3月に成田国際空港でもCEIV Pharma認証を取得し、2024年3月に再認証を受ける予定です。このように、日本国内の主要空港を拠点に医薬品配送体制を強化する取り組みを進めています。これは、急成長する国際的な医療市場において、品質の高い物流サービスを継続的に提供するための重要なステップです。

阪急阪神エクスプレスは、グローバルな影響範囲を持つ高品質な国際輸送サービスの構築とともに、顧客のニーズに応じた最適なロジスティクスソリューションの提供に注力しています。今後も、医薬品の輸送の質を向上させ、より安全で安心できるサプライチェーンの構築に寄与していく方針です。

結論



医薬品の物流が担う役割はますます重要になっています。阪急阪神エクスプレスの取り組みは、地域経済はもちろん、全世界の医療分野においても欠かせないものとなっています。安全で信頼性の高い医薬品輸送の実現を目指し、今後もさらなる成長が期待される企業です。


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会社情報

会社名
株式会社阪急阪神エクスプレス
住所
大阪府大阪市北区梅田二丁目5番25号
電話番号

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