東京都が主導するDX推進実証実験プロジェクト
東京都では、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展を加速させるため、スタートアップ企業を対象とした「DX推進実証実験プロジェクト」(第1期)の参加者を募ります。これは、DX技術を活用し、新たなビジネスモデルを実証することを目的とした取り組みです。
募集概要
応募を希望するスタートアップは、以下の要件を満たす必要があります。
1.
イノベーティブなビジネスモデルを持ち、新たな市場で成長を目指していること。
2. 応募時において、設立から10年以内であること。
3. 東京都内で事業展開を行うまたは行う予定であること。
募集期間は2020年12月22日から2021年1月22日までです。この期間内に公式ウェブサイトから応募要項を確認し、所定の企画提案書を提出することが必要です。
公式ウェブサイト:
DX実証プロジェクト公式HP
実証実験の内容
本事業では、2つの実証実験領域が設けられています。まずは
社会変革DX領域。これはDX技術を利用して、ビジネスの運用形態や効率化を目指すもので、遠隔化、分散化、仮想化の分野に分類されます。応募者は、これらの領域に提案する製品やサービスが具体的であることが求められます。
- - 遠隔化:IoT技術などを使って、距離や場所の制約を超えた業務形態を実現する。
- - 分散化:ロボットやAIを活用し、混雑を避ける新しい仕組みを提案する。
- - 仮想化:VRやAR技術を用いて、リアル空間を拡張する方法を示す。
次に
中小企業DX領域。コロナ禍において多くの中小企業が直面している課題をDX技術で解決することを目的としています。この領域では、FAXレスのデジタルツールやWEB商談システム、デリバリー向けアプリなどが対象です。
参加方法と支援内容
実証実験に参加することで、以下のサポートを受けられます。
- - 実証実験に必要な費用に対する支援。
- - 実証実験を行うための場や機会を提供してくれる企業、団体とのマッチング。
実証実験は、原則として東京都内で行われます。また、協力を希望される企業や団体も募集しており、社会変革DX領域および中小企業DX領域それぞれにおいて、実証フィールドや機会の提供を希望する企業を受け付けています。
お問い合わせ
このプロジェクトに関する詳しい情報や新たな質問については、運営事務局に以下の方法でお問い合わせください。
東京都のDX推進実証実験は、地域経済の活性化や企業の成長をサポートし、持続可能で新しいビジネスの創出に寄与することを目的としています。新たな挑戦をしてみたい方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!