株式会社パトスロゴスが発表した新たなAI戦略
株式会社パトスロゴスは、人材管理に特化したHR SaaSとして、効率的なデータ活用を重視した新たなAI戦略を公表しました。この取り組みは、一元化された人事データを基にして、企業の人事部門及び従業員の業務をスムーズに進めることを目的としています。
人事データの一元化による利点
パトスロゴスの提供する「PathosLogos」は、多数のHR SaaSに散在する人事データを自動的に連結し、一元的かつ標準化された形で管理するプラットフォームです。このシステムにより、企業内で発生しがちな二重入力や面倒なマスタ管理が軽減され、業務の効率化が図れます。結果として、従業員にとって使いやすく、迅速な情報提供が実現します。
しかし、データの一元化を進める過程において、企業の人事部門が求めるのは単なる運用効率だけではありません。各HR SaaSが持つ独自の専門性を維持しつつ、従業員がスムーズに業務を行うためには、高度な連携や意思決定を支えるAIテクノロジーの導入が不可欠です。
標準化されたデータの重要性
AIが人事業務に関連する情報を正確に処理するためには、データの品質が極めて重要です。「PathosLogos」では、部署名や役職名、入社年度といった基本情報から評価やスキルといった情報まで、統一された形式で管理しています。これにより、AIは誤認識を最小限に抑え、より正確なデータ処理が可能となります。
パトスロゴスのAI戦略
パトスロゴスのAI戦略は大きく三つの側面から成り立っています。 1つ目は、問い合わせ対応の高度化です。人事部門に対して、複雑な質問に対して高精度なシミュレーションを提供するAIの開発が進められています。例えば、「育休取得による手取り額の変化」などの情報を迅速に提供することで、人事担当者の負担を軽減し、従業員の疑問に即座に応える体制が整います。
2つ目は、システム利用時の迷いをなくすことです。AIが自律的にHR SaaSを連携させ、手続きのエスコートを行います。利用者は複数のシステム間を行き来する必要がなくなり、より直感的に作業を進められるようになります。
3つ目は、戦略の自律化です。人事はAIを活用することにより、データ分析やインサイトの提供を受けることで、戦略的な決定を行う機会を増やすことができます。これにより、従来の定型業務から解放され、より創造的な業務へのシフトが可能になります。
今後の方向性
パトスロゴスは、これらの戦略を基に新たなAIソリューションを展開し、2026年の初めには新製品のβ版を公開する計画です。標準化された人事データを用いて、ユーザーが利便性を感じるシステムを構築することで、HR SaaSの自由な選択肢を提供していきます。
企業は今後、標準化とAIの活用を通じて、自らの人事部門の生産性を大きく向上させることが期待されます。
会社概要
株式会社パトスロゴスは、2019年に設立されたHRテック企業です。CEOの牧野正幸が率いるこの企業は、HR共創プラットフォーム「PathosLogos」と人事給与SaaS「Combosite人事給与」を通じて、日本の大企業に向けた人事業務の未来を創造しています。
今後も人事データの一元化とHR SaaSの活用を両立させる取り組みに注力し、企業の成長を支える存在であり続けるでしょう。