CSEとBTIが協業
2018-05-30 15:00:33
CSEとBTI、特許ライセンス契約で認証ソリューションの進化を目指す
CSEとBTIが新たな認証ソリューションの開発を発表
近年、働き方改革やテレワークの推進により、リモートでのアクセスが必要不可欠となっています。この状況において、ITデバイスの多様化が進む一方で、情報セキュリティの懸念も高まっています。そこで、CSEとBTIが特許ライセンス契約を締結し、認証ソリューションの製品開発における協業を発表しました。
背景
遠隔地での働き方が普及するなか、一時的な「シャドーIT」と呼ばれる、勤務先の許可を得ずに私物デバイスを業務に使うケースが増加しています。また、解決策として、セキュリティポリシーによる外部アクセス制限が行われていますが、情報漏洩や不正アクセスのリスクは依然として存在しています。このような背景から、情報セキュリティに関する法令やガイドラインも急速に策定・改正されています。
また、テレワークセキュリティガイドラインでは、会社支給の端末だけでなく、私用端末に関する留意点も追加されました。これにより、企業は多様なデバイスの適切な管理や強固なパスワードポリシーの導入が求められています。
協業のねらい
CSEは、2002年からワンタイムパスワードを実現するマトリクス認証製品を提供し続けています。その成果として、リモートアクセスやドメイン認証、クラウドサービスへの認証を効率的に行う基盤を構築してきました。
一方で、BTIとの共同プロジェクトを通じて、認証技術の研究を進め、この度特許ライセンス契約の締結に至りました。これにより、二要素の認証を統合し、利便性と強固なセキュリティを兼ね備えた新たな認証ソリューションの製品開発が進められます。
この協業は認証分野にとどまらず、両社の技術力を活かし、多様な新しいソリューションを生み出すことを目指しています。また、CSEは2018年にInterop Tokyoに出展し、新機能搭載のSECUREMATRIXの新バージョンを発表する予定です。
お客様への約束
BTI社の社長今城氏は、情報セキュリティ分野が日々複雑化する中、CSEと協業を通じて高度な技術を駆使した優れたソリューションを提供することの重要性について言及しました。このような取り組みによって、顧客にとって使いやすく、安心できる認証システムを実現することを目指してまいります。
CSEとBTIについて
CSEは、長年にわたり独立系SIerとして多くのシステムを構築しており、企業理念として「安心・安全」、「見える化」、「自動化」の3つを掲げています。一方、BTIは自社製ソフトウェアの開発と販売を手がけ、IT社会に貢献することを目指しています。
これからも両社は、IT業界の発展を加速させ、お客様にとって価値のあるソリューションを提供していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社シー・エス・イー
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷3-3-1A-PLACE渋谷金王
- 電話番号
-
03-5469-6020