バレエ界の巨人が立つ!イングリッシュ・ナショナル・バレエ団『白鳥の湖』
イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の『白鳥の湖』が、2019年からの新しい解釈をもって帰ってきました。この壮大な作品は、バレエファンのみならず、初めてバレエを観る人にも新たな感動を提供することを目指しています。特に60羽の白鳥が戯れ、この作品を観る者たちを幻想的な世界に導きます。
びっくりの壮大な舞台
『白鳥の湖』はアリーナ形式の舞台で行われ、観客は三方向から舞台を見つめることができます。これにより、観客はまるでその場にいるかのような体験ができ、視覚的な迫力を楽しむことができます。演出を手がけたのはデレク・ディーン、彼のセンスを活かした演出は、特に映像美に自信を持っています。
舞台の上空にはカメラがあり、白鳥たちの群舞がフォーメーションを変えるシーンは、観る者を夢の世界に誘います。この演出はバレエの新たな形を示すもので、観客を魅了してやみません。
スター揃いのキャスト
主演は国際的に評価されるイ・サンウン、彼女はオデット役とオディール役をしっかりと演じ分けます。また、王子役のギャレス・ハウや悪魔ロットバルトを演じるジェームズ・ストリーターも注目のキャストです。さらに、日本からは大谷遥陽がナポリのソリストとして出演し、素晴らしい音楽性とテクニックを披露します。
特にこの作品では、通常のパ・ド・トロワに比べ、12人のソリストが参加する異例のパ・ド・ドゥーゼが話題に。バレエの魅力が詰まったこのシーンは、観客からも喜びの声を集めています。
音楽の力
音楽は、イングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニー管弦楽団が担当し、指揮はギャヴィン・サザーランドが行います。彼は日本のバレエファンでもおなじみの人物で、音楽とバレエが見事に融合しています。チャイコフスキーの名曲が力強く演奏され、物語の世界にさらなる深みを加えています。
新たな試みとドキュメンタリー
この公演では、パフォーマンスの中にロットバルト役のジェームズ・ストリーターへのインタビューや、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の医療・教育プログラムについてのドキュメンタリーも含まれています。バレエの舞台裏や活動を知ることで、より深く作品を楽しめる内容です。
追加上映劇場と情報
好評を受け、追加上映が決定しました。1月31日から2月6日までの間、イオンシネマ系列の7劇場で楽しむことができます。忙しくて観る機会がなかった方も、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
- イオンシネマシアタス調布
- イオンシネマ新百合ヶ丘
- イオンシネマ座間
- イオンシネマ市川妙典
- イオンシネマ高松東
- イオンシネマ戸畑
- イオンシネマ熊本
鑑賞料金も、一般3700円、学生2500円と、バレエを気軽に楽しむことができる価格設定です。バレエ界の金字塔とも言えるこの作品を、多くの方に観ていただきたいと思います。
公式サイトで詳細情報をチェックして、ぜひ観に行きましょう!