BLUE SINCEREが描くバングラデシュ職人支援の未来とは
株式会社Ars Entertainmentが展開するブランド、BLUE SINCERE(ブルーシンシア)は、ファッションアイテムを通じてバングラデシュの社会問題を解決することを理念として掲げています。このブランドは、特にバッグや財布といった製品を企画・生産する際に、バングラデシュの職人とその土地の素材を最大限に活用し、先進国でも通用する高機能でスタイリッシュなアイテムを提供することに注力しています。
企業理念の背景
「ブランドの発展とともに社会問題を解決する」という理念の背後には、消費社会が抱える深刻な矛盾があります。近年、先進国ではトレンドの影響で製品を消耗し続けていますが、その結果、途上国では貧困に苦しむ人々が増加しています。私たちが製品を購入するとき、その背景にある生産者がどのような生活を送っているのか、目に見えないケースが多いのです。
過去の教訓と未来への希望
事業を立ち上げた初期の頃は、中国から安価な商品を輸入するスタイルで運営していました。しかし、取引先や消費者の喜びを感じる反面、工場で働く人々の暮らしに思いを馳せることは少なかったです。ところが、中国での生産過程を離れ、途上国の現実に目を向けた時、自らが目をつむっていた現実に気づかされました。
バングラデシュに目を向けると、1日1ドルで生きる人々や、仕事を持たずにでも働きたくても働けない環境の人々がいることに衝撃を受けました。この実情を知ることで、私たちは「どうにかして手に職をつけ、安定した職に就ける環境を提供したい」という思いを強く抱くようになりました。
創造するための場所
こうして2019年末から、バングラデシュでの生産を少しずつ進めてきた結果、自社の工場を設立する計画が浮上しました。これは、単なる生産の場を提供するだけでなく、バングラデシュで働けない人々に雇用の機会と技能を与え、職人として育成する貴重な居場所となるのです。
BLUE SINCEREの取り組みとして、今後たくさんの人を雇い、技術を伝えることを目指しています。これにより、バングラデシュでの雇用を最大化し、働くことができない人を一人でも減らせるよう努めています。
未来へのビジョン
ブランドに必要な要素、すなわち「トレンドに翻弄されない製品」、そして「永く愛されるプロダクト」を育むことで、私たちは消費者に対して持続可能な選択を促しています。これまでも多くの消費者に喜ばれてきましたが、今後はさらに深い意味で社会に貢献し続けることが何よりも重要です。
会社概要
株式会社Ars Entertainmentは2017年12月に設立され、岡山県岡山市中区に本社を構えています。代表の黒川亮が先導する同社は、今後もバングラデシュにおけるレザーグッズの企画・生産を通じて、真の意味でのブランドの発展を目指します。
公式ウェブサイト
詳細は
こちらをご覧ください。
このように、BLUE SINCEREは未来を見据え、持続可能な形で成長を続けています。企業の夢やビジョンを実現するためには、消費者の意識改革も必要です。新たな価値観の形成と共に、青い真実を実感していきたいと思います。