特定技能制度の新たな展開
株式会社ONODERA USER RUN(以下、OUR)は、2018年に特定技能試験合格者や日本国内での就労内定者数が5,000名を突破したことを発表しました。この取り組みは、日本の人手不足問題の解決に向けて重要な意味を持ちます。
OURの誕生と教育システム
OURは、フィリピン、ミャンマー、インドネシア、ラオスの4カ国において、特定技能試験合格に向けた専門教育および日本語教育を提供しています。OURが有する5つの教育拠点から、特定技能に必要な知識や技術を持った人材が育成されており、これにより日本国内での就労が実現しています。
特定技能制度は、2019年からスタートし、これは専門的なスキルや日本語能力を持つ外国人を受け入れるための制度です。現在、特定技能1号の在留外国人数は251,594人に達し、受入れは依然として増加傾向にあります。特に、宿泊業界では人手不足が顕著であり、問題の深刻さが増しています。
質の高い外国人材の育成
OURの特異性は、入校から就労開始までの全てのサービスを無償で提供することです。これにより、学生の家庭の経済状況にかかわらず、意欲があり能力を持つ学生を集め、育成することが可能となります。学習態度が不十分な学生は早期に退校させるなど、厳格なスクリーニングを行っているため、質の高い人材が確保されるのです。
さらに、OURでは入国前に日本文化に関する研修も実施しており、日本人とのコミュニケーションや日本での生活が円滑に進むようサポートしています。これにより、就労後のトラブルを未然に防ぐことができ、長期的に日本で活躍できる外国人材を生み出しています。
日本の労働市場への貢献
OURは、今後も特定技能を基にした人材紹介を通じて、日本の人手不足問題の解決へ積極的に貢献する方針です。特定技能制度拡充に伴い、2024年度から5年間で82万人の受入れ枠が設定されており、さらに4つの新しい分野が追加されることが発表されています。これにより、特定技能人材の需要は今後も増加する見込みです。
株式会社ONODERA USER RUNは、質の高い特定技能人材の育成と紹介により、日本の労働市場に貢献し続けることを目指しています。国際的な教育プログラムの提供と、人材育成における新しいモデルで今後も挑戦し続けます。