福岡の挑戦
2018-07-20 20:30:00

FUKUOKA NIWAKAチームが世界の舞台で競うROBOMASTER2018に出場

福岡からの挑戦、ROBOMASTER2018出場!



今年の7月、中国の深圳で開催される次世代ロボコン『ROBOMASTER2018』に、福岡を拠点に活動するFUKUOKA NIWAKAチームが参加します。この国際的なロボット競技大会は、DJIが主催しており、世界中から学生たちが集まり技術力を競い合います。

ROBOMASTERとは?



『ROBOMASTER』は、若手エンジニアを対象にした国際的な科学技術競技会として知られ約200校の大学から参加者が集まる大規模なイベントです。今年は約7,000人の参加者が見込まれ、特に注目されるのが5月に実施された地区予選です。この予選では、南部(佛山)、中部(南京)、北部(北京)の各エリアで厳しい戦いが繰り広げられました。

本戦前には国際チーム予選も行われ、勝ち抜いてきた32チームが決勝で対決します。日本からの出場はFUKUOKA NIWAKAチームただ一つ。激戦を勝ち抜き、優勝を狙う彼らの活躍に期待が高まります。

優勝チームには賞金500,000人民元(約850万円)が授与されるため、参加者はその名誉と技術力を賭けて真剣に取り組んでいます。

FUKUOKA NIWAKAチームの活動



FUKUOKA NIWAKAチームは、代表の古賀氏が「最近日本のロボットは、あまりおもしろくありませんね」という言葉に触発されて結成されました。福岡を拠点に活動していた2足歩行ロボットの愛好者やモノづくりに情熱を持つ人々が集まり、現在では約40名がチームとして活動しています。

彼らは、学生やロボコンOB、社会人が参加する組織で、ニワカソフト株式会社がスポンサーとなり必要な資材や活動資金を提供。福岡の大学や高専から集まる仲間たちが一丸となって、ロボットの設計や製作に取り組んでいます。彼らの活動の拠点は、博多駅近くの地下にある「ニワカラボ」、ここで彼らは日々技術を磨いています。

競技の仕組み



ROBOMASTERの競技は、赤と青に色分けされた基地エリアから一斉にロボットが出撃し、各ロボットに搭載されたカメラを通じて映像を見ながら操作します。使用されるのは直径17mmまたは42mmのプラスチック弾で、相手の基地ロボットの体力(HP)を減らしていくのが目的です。試合時間は7分。戦闘不能になった時点で試合は終了し、残った体力が多いチームが勝利となります。

ロボットは、制御方法に応じた役割に基づいて設計され、6種類のロボットが戦況に応じて使用されます。全自動、半自動と制御機能を駆使し、チームの戦略を形にしていく彼らの姿は、まさに技術とチームワークの結晶です。

今後の注目



FUKUOKA NIWAKAチームの公式サイトでは、彼らの活動や試合の生中継情報が掲載されています。応援サイトではライブ配信も行われるため、彼らの挑戦をその瞬間に目撃することができます。日本の技術者たちが世界に挑む姿をぜひお見逃しなく!

公式サイト: FUKUOKA NIWAKAチーム公式サイト

公式情報


会社情報

会社名
ニワカソフト株式会社
住所
福岡県福岡市中央区清川1-9-19渡辺通南ビル501
電話番号
092-406-5353

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