演劇と音楽で考える
2024-11-23 10:20:25

齋明寺麻里愛主演の新作で演劇と音楽が社会問題に迫る

齋明寺麻里愛が主演する新作『24.』



2024年12月24日、兵庫県立芸術文化センターで、齋明寺麻里愛を主演に迎えたせんすtheatreの新作『24.』が上演されます。この作品は、社会的課題に真正面から取り組むもので、演劇と音楽を融合させた独特のスタイルでストーリーが展開されます。

あらすじ



物語は、失踪した姉エマの生きた証を追う妹ヨーコを中心に展開します。芸術の街であるこの場所に訪れる多様な人々と、見え隠れする差別の現実を描いています。作品は社交的なテーマを通じて、観客に深い思索を促すことを目指しています。

今回の公演は、従来の大人数のフルバンド形式とは異なり、女優7名とピアニスト1名で構成されています。また、全ての楽曲はオリジナルで、古田愛弓が音楽監督を務めています。生演奏により、観客はより深く物語に引き込まれることでしょう。また、キャストには高倍率のオーディションを勝ち抜いた俳優たちが揃い、その中にはせんすtheatreの常連生田朗子の名前もあります。

社会的課題への取り組み



この公演は、女性や人種差別がテーマとされています。演じる側だけでなく、観客やスタッフ全員がこの課題について考え、意識を高める機会を提供します。特に、「女のくせに」といった偏見や差別的な言葉が、現実社会においてどれほど深刻な影響を及ぼしているのかを再認識させる狙いがあります。

「ゼロイチの時代」という観点からも、女性が持つ独自の視点や価値観が表現されることが期待されています。この作品を通じて、何が女性だからこそできる作品なのか、そしてそれをどのように提示するのかが問われています。

せんすtheatreの理念



せんすtheatreは「あなたの夢を否定しない」「演劇で自殺をなくす」という理念のもと、演劇と音楽を組み合わせた作品を創り続けています。それは、観客に対して言葉のシャワーを浴びせ、心に響くメッセージを届けることを目的としています。また、兵庫県内を中心に若手アーティストの育成にも力を入れています。

これまでに数回の公演を経て、様々な社会的課題に取り組んできたせんすtheatreは、今後もその活動を続け、より多くの人々にメッセージを届け続けることでしょう。

公演情報



  • - 公演名:『24.』
  • - 日程: 2024年12月24日 (火) 19:00
  • - 会場: 兵庫県立芸術文化センター
  • - 出演者:
- 齋明寺麻里愛
- 馬場麻衣子
- 扶蘇未由名
- 植松安澄
- 今富はな
- 松井結起子
- 生田朗子
- ピアノ: 山本義則
  • - チケット情報: S席 ¥15,000、A席 ¥12,400、学生席 ¥2,400。カンフェティでのチケット購入が可能です。

観客は、この新しい作品を通じて、エンターテイメントだけでなく、深く考えさせられる体験が待っています。ぜひ、この機会に『24.』の舞台を観にいってみてはいかがでしょうか?


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会社情報

会社名
ロングランプランニング株式会社
住所
東京都新宿区袋町25番地
電話番号
03-6228-1240

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