九州エリアに新たな短期アルバイトサイトオープン
2024年1月16日、九州3県で新しい単発求人サイト「ローソンマッチボックス」がオープンしました。このサイトは福岡、熊本、宮崎の各県にあるローソン店舗での短期アルバイト情報を中心に展開されています。これにより、働き手にはより自由な時間の選択肢が提供され、店舗には人手不足の解消が期待されます。
「ローソンマッチボックス」とは?
「ローソンマッチボックス」は、ローソンスタッフ株式会社の運営によるもので、各県のローソンにおいて短期間の働き方を希望する方々をマッチングします。全国で17都道府県に展開されている同サービスですが、九州エリアでは初の導入となります。
スポットワーク制度
このサービスは、短時間・短期間の雇用を中心にした「スポットワーク」と呼ばれる働き方に基づいています。この働き方は、働き手が履歴書などの準備をする必要もなく、1日や数時間単位での仕事を応募できる点が特徴です。さらに、勤務後には申請が承認されれば、最短で翌営業日に給与が振り込まれます。これにより、働いた翌日に報酬を得ることができるため、経済的な利便性も高まっています。
優先的な求人情報へのアクセス
また、働き手はアプリを通じて自分が働きやすい店舗をお気に入り登録することができます。これにより、非公開求人を優先的に閲覧・応募できる特典があります。店舗側も、お気に入り登録を通じて信頼できる働き手とのマッチングを図り、業務の効率化・スムーズな人材確保が可能になります。
利用店舗の拡大計画
九州エリアでは、全体で809のローソン店舗のうち約20%が2025年1月からこのサービスを利用開始します。今後も登録店舗を増やし、地域のニーズに応える柔軟な働き方を提供していく方針です。
ローソンスタッフ社のコメント
株式会社ローソン 九州カンパニーの小山雅士部長は、「このサイトを利用することで、時間を有効に使いたい方と共に働きたい店舗をマッチングできることを楽しみにしています。」と述べ、地域の人材確保に期待を寄せています。さらに、既に店舗で働いている方が一時的に退職した場合でも、「友だち登録」を経由して再度マッチングができる仕組みが導入されており、スムーズな復職を支援することも目指しています。
新しい働き方の提案
「ローソンマッチボックス」は、地域内での短期勤務の選択肢を広げることで、働き手と店舗双方のニーズに応えています。今後もこのプラットフォームを活用し、地域経済の活性化に寄与していくことを目指します。
企業の背景
マッチボックスは、スポットワーカーの雇用や労務管理をデジタル化し、効率的かつ柔軟な雇用形態を提供しています。株式会社Matchbox Technologiesはこのサービスをはじめ、ローソンと連携した事業展開を行い、すでに全国の複数の自治体でも採用されています。企業理念として、誰もが柔軟に働ける社会の実現を掲げ、今後の展開が期待されています。