株式会社ジーネクストが事業譲受を決定
株式会社ジーネクスト(本社:東京都千代田区)は、取締役会において、株式会社モデルケース(本社:東京都新宿区)の主要事業を譲受することを決定し、事業譲渡契約を締結しました。これは、ジーネクストの中期経営計画における重点戦略の一環として、ソリューション事業の拡充を進めるための重要なステップです。
事業譲受の背景と目的
ジーネクストは、2025年4月22日に発表した通り、国内外の顧客の声を基にした事業成長を支援するためにモデルケースと戦略的業務提携を結びました。今回の事業譲受も、この提携の一環として位置付けられています。特に海外向けマーケティングやインバウンド対応の支援を展開するモデルケースの受託制作事業、インバウンド事業、輸出支援事業は、ジーネクストにとってシナジー効果を生むと考えられています。
具体的な譲受内容
譲受する対象事業は、
Japan Spark(ジャパンスパーク)事業にあたります。これには、海外向けマーケティング、輸出支援、サイトや販促物の制作といった業務が含まれています。対象事業は、2024年2月から2025年1月の期間に売上高33,942千円、経常利益は△8,801千円という経営成績を示しています。
事業譲受に際して、譲受事業の資産には棚卸資産や無形固定資産が含まれる見込みですが、負債は譲受の対象外です。譲受価額は9,212千円に設定され、現金での決済が行われます。また、譲渡日から1年間における営業利益が一定の水準を超えた場合、成功報酬として最大872千円の支払いが生じる可能性があります。
今後の展望
ジーネクストは、この事業譲受によって2026年3月期の業績にどのような影響が出るかを現在精査している段階です。新たな事業の展開により、顧客基盤を広げ、さらなる成長を図っていく意向です。影響が明らかになった場合には、速やかに公表することを約束しています。
株式会社モデルケースについて
モデルケースは、2011年に設立された企業で、主に海外向けのマーケティング支援、インバウンド対応、輸出販路開拓支援を手掛けています。所在地は東京都新宿区で、代表取締役は河村正基氏です。
株式会社ジーネクストの概要
一方、ジーネクストは2001年に設立された企業で、ソリューション事業を中心に展開しており、東京都千代田区に本社を構えています。代表取締役は村田実氏です。今後も、顧客の声を基にしたサービスを提供し、新たなビジネスチャンスを創出していく所存です。
お問い合わせ先
サービスや報道に関するお問い合せは、株式会社ジーネクストまでご連絡ください。担当者名や連絡先を記載しており、気軽にお問い合わせいただけます。今後の事業展開にもご注目ください。