ダイサンがペンギン社を子会社化
2026年4月21日、株式会社ダイサンはシンガポールに本社を置くPenguin Engineering & Construction Pte. Ltd.(ペンギン社)の全株式を取得し、子会社化することを決定しました。この株式取得は、会社法第370条及びダイサンの定款に基づくもので、同日付で株式譲渡契約を締結しました。
株式取得の背景と目的
ダイサンは、2024年7月から始まる中期経営計画「Reborn」の中で、「人と現場を守り抜く」というパーパスを掲げています。その実現に向けて、3つの重点戦略を設定しており、その一つが「コア事業領域の深化」です。特にシンガポールでは、高度な技術力が求められるエンジニアリング事業において、M&Aを通じて高付加価値化を進めることが目指されています。
ダイサンが選んだペンギン社はエンジニアリング業界で確固たる地位を持つ企業であり、大手石油化学プラントの配管設置などのエンジニアリング事業を手がけています。彼らは世界の大手石油メジャーからの受注を数多くこなしており、信頼性の高い顧客基盤を構築しています。これにより、ダイサンの子会社であるMirador Building Contractor Pte. Ltd.やGolden Light House Engineering Pte. Ltd.との相互補完が期待されています。
今後の展望
今回の子会社化によって、ダイサンはシンガポールでのエンジニアリング事業におけるポジションをさらに強化することができます。また、ペンギン社はダイサングループの一員として、既存の連結子会社と協力し、新たなビジネスチャンスを開拓していくことでしょう。2026年4月期の連結業績には影響を与えないものの、2027年4月期以降の業績にどう影響するか注目です。
株式会社ダイサンについて
株式会社ダイサンは1975年に設立され、くさび緊結式足場「ビケ足場」の施工サービスや次世代足場「レボルト」のレンタル、さまざまな建設関連商品を提供しています。また、最近立ち上げたデジタル事業部では建設業界全体のDX化を推進しており、デジタル基盤の構築を目指しています。特に、海外市場における展開を加速させるための戦略が進行中です。
おわりに
今回のペンギン社の子会社化は、ダイサンが海外市場における競争力を強化し、技術力を向上させるための重要な一歩となるでしょう。ダイサンの更なる成長とグローバルな展開が期待されます。