スマートニュースが新たな広告機能を提供開始
2023年7月10日、スマートニュース株式会社は、広告主がオンラインで自ら出稿と運用ができる「セルフサーブ型広告」を新たに提供開始しました。この機能は、特に資金や人手に限りがある中小企業(SMB)の広告出稿をサポートすることを目的としており、マーケティング活動を助ける新しいツールが登場したことになります。
セルフサーブ型広告の背景
スマートニュースは2014年に広告事業を開始して以来、様々な業種の広告主と共に成長してきました。特に最近は地域に特化した中堅・中小企業の広告出稿が増え、2024年第1四半期の出稿金額は前年同期比で44.7%の増加を記録しました。また、アカウント数も40.5%増加するなど、大きな成長を見せています。この背景には、SMB専任のチームによる支援や、広告配信システムの刷新が大きく寄与しています。
しかし、SMBがデジタル広告を利用する際には、様々な課題が存在します。例えば、アカウント開設に時間がかかる、最低出稿金額が高く資金繰りが困難、広告運用の柔軟性がないなど、これらの壁を乗り越えなければなりません。そこで、スマートニュースは「セルフサーブ型広告」を通じて、こうした問題を解決し、SMBにとってのデジタル広告の導入を容易にしようとしています。
セルフサーブ型広告の特徴
この新機能の主な特長は以下の通りです:
1.
オンラインで完結: アカウントの開設から配信設定、予算管理、決済まで全てをオンラインで行えるため、手間が省けます。
2.
出稿金額の柔軟性: 最低出稿金額が設定されていないため、少額から広告掲載が可能です。
3.
クレジットカード対応: クレジットカード決済により、資金繰りの負担を少なくし、スムーズな支払処理が実現します。
4.
即時対応: 配信の開始・停止やクリエイティブの変更を直ちに反映でき、効果的な運用がしやすいです。
5.
ブランドの安全性: 信頼性の高いニュース記事に隣接して広告が表示されるため、ブランド毀損のリスクが軽減されます。
この機能の導入により、SMB広告主は限られたリソースでも効果的にデジタル広告を運用し、新規顧客へのアプローチが可能になります。特に、スマートニュースのユーザーのうち約4割がSNSを利用していないことを考慮すると、SNS広告では届きにくい潜在顧客層へのリーチも実現可能です。
地点半径ターゲティング機能
また、セルフサーブ型広告では、「地点半径ターゲティング」という機能も使用可能です。地図上で任意の地点を選び、その周辺に広告を配信できるため、特定の商圏に集中的に広告を届けられます。この機能は、地域密着型の中小企業に最適で、来店促進や営業活動に役立つことでしょう。
まとめ
スマートニュースはSMB向けの「セルフサーブ型広告」により、地域経済や雇用を支えるサポートを目指しています。今後もこの取り組みを通じて、広告主のマーケティング課題を解決し、ビジネスの成長を助けるための新たなプロダクトの開発に注力していくとしています。
お問い合わせ
セルフサーブ型広告に関する詳細は、
こちらのウェブサイトをご覧ください。また、広告主や広告会社からのお問い合わせは、メールで受け付けています。
[email protected]
スマートニュースの紹介
スマートニュース株式会社は2012年に設立され、良質な情報を届けることを使命に、国内最大級のニュースアプリ「SmartNews」を提供しています。今後も高品質なコンテンツの配送に努め、情報収集の利便性を向上させていく考えです。