大仁田厚の50年を振り返る特別販売
2024年4月14日にデビュー50周年を迎える「邪道」大仁田厚。その人生は波乱に満ち、数々の試練を乗り越えています。彼の人生を深く追った書籍、「のぼせもんの遺言大仁田厚50年目の真実」が、8月24日(土)に富士通スタジアム川崎で行われる「川崎伝説2024」の特別販売に登場します。この特別な機会には、「ショップ報知オリジナル・トレーディングカード」と直筆サイン入りの特典もあります。
大仁田は15歳で名レスラー・ジャイアント馬場にスカウトされ、全日本プロレスに入門し、16歳で初の試合に臨みました。しかし、彼のキャリアは一筋縄ではいかず、左膝の重傷に見舞われ27歳で一度引退。死の危機を感じながらも、持ち金5万円で自身の団体・FMWを設立し、電流爆破デスマッチを開発。彼は「涙のカリスマ」としてインディー団体を育て上げましたが、その後の追放劇により孤立。しかし、その経験を経て、新日本プロレスに再び挑む「大仁田劇場」が展開され、人気を博しました。
また、政治家としても挑戦し、46万票を得て参院議員に当選しましたが、政界では思うようにいかず、再びリングに舞い戻りました。63歳の今もその人気は衰えず、何度もの引退と復帰を経て、 未だに多くのファンを魅了し続けています。しかし、彼はこういった過去から「ウソつき」と揶揄されることもありますが、その真実は一体どこにあるのでしょうか?
この書籍は、スポーツ報知の大仁田担当記者が2年以上にわたり、100時間以上のインタビューを行った成果でもあります。大仁田に密着し、数々の人々との再会を通じて、多面的な彼の人生を浮き彫りにしていきます。加えて、初めて語られる真鍋由元テレビ朝日アナウンサーをはじめ、頸髄完全損傷の大けがと闘う高山善廣氏、蝶野正洋とのインタビューも収録され、彼の人生の新たな側面を知ることができます。
この書籍はユニークな存在であり、ネット上での批判に直面する中でも、ファンに支えられながらプロレス界の第一線で活動を続けている大仁田の魅力を伝えていきます。自身の真実を知るために旅を続ける記者は、喫茶店や運転中の車の中で、大仁田からの言葉を注意深く聞き取っています。
今作に関して大仁田自身も、「この本では、語りたくなかったことや辛いことについても話している。年齢を重ねた今だからこそ語れることもある」と振り返ります。66歳にしてなお、現役で戦い続ける彼の姿勢が、この書籍には詰まっています。
【書籍概要】
- - 書名:「のぼせもんの遺言」
- - 著者名:中村健吾
- - ISBNコード:9784831901804
- - ページ数:368ページ
- - 判型:B6判(ヨコ128mm、タテ182mm、厚さ21mm)
- - 価格:1,980円(税込)
- - 販売場所:ネット書店、書店、ショップ報知(https://shop.hochi.co.jp/)、読売新聞販売店など
珍しい機会に、この特別販売にぜひ足を運び、大仁田の真実を知る一冊を手に入れてください。