キヤノン、31年連続で国際的なデザイン賞を受賞
キヤノンが、ドイツのiFインターナショナルフォーラムデザイン主催の「iFデザインアワード2025」にて、31年連続で受賞を果たしました。本賞は、世界中の優れた工業デザインを選出する権威あるものとされています。
受賞の詳細
今年度、キヤノングループからは合計11件の製品が評価され、特に注目されたのが半導体・電子部品製造装置シリーズの『Adastra』です。『Adastra』は、金賞という最高位に輝き、その独自のデザインと革新的技術が高く評価されました。今後も性能とデザインを両立した製品づくりを続けると、同社は意気込んでいます。
キヤノンの受賞製品一覧
以下は、今年の「iFデザインアワード2025」で受賞したキヤノン製品のリストです:
- 半導体・電子部品製造装置シリーズ『AX07』(国内名称:Adastra)
- ミラーレスカメラ『EOS R1』
- ミラーレスカメラ『EOS R5 Mark II』
- カメラ用交換レンズ『RF24-105mm F2.8 L IS USM Z』
- カメラ用交換レンズ『RF10-20mm F4 L IS STM』
- リモートカメラコントローラー『RC-IP1000』
- 商業印刷向けデジタルプレス『varioPRINT iX1700』
- 商業印刷向けデジタルプレス『varioPRESS iV7』
- 超音波診断装置『Aplio me』
- 全身用X線CT診断装置『Aquilion ONE / INSIGHT Edition』
- ドキュメントスキャナー『DR-S350NW』
キヤノンの製品は、多岐にわたる分野で高い評価を得ており、その理由は先進的な技術と洗練されたデザインの両方にあります。
iFデザインアワードとは?
iFデザインアワードは、1953年から続く国際的に権威のあるデザインアワードの一つで、毎年、世界中から応募された工業デザインの中で優れたものを表彰しています。プロダクトデザイン、パッケージデザイン、コミュニケーションデザイン、インテリアデザインなど、多岐にわたる分野でのデザインが評価されています。
今年は66の国と地域から10,000件を超える応募があり、国際的に活躍するデザインの専門家によって厳正な審査が行われました。これにより、受賞者はそのデザインに対する国際的な評価を得ることができます。
今後の展望
キヤノンは、今回の受賞をさらなる励みとして、今後もデザインと性能を融合させた新しい製品開発に取り組むことを公言しています。『Adastra』のような革新的な商品を今後も世に送り出し、世界の様々なニーズに応えていくことが期待されています。キヤノンの今後の展開に、ますます目が離せません。