ウェルビーイング研究科
2025-09-02 10:20:20

武蔵野大学、2026年にウェルビーイング研究科を新設

AIと人間性の共存を目指して



2026年4月に武蔵野大学が新たに開設する「ウェルビーイング研究科」に関する記者発表会が、東京都江東区の武蔵野キャンパスで開催されました。この新しい研究科の設立は、AI時代における教育のあり方を再考するものであり、同時に人間の持つ独自の能力や価値を育むことを目的としています。

ウェルビーイング研究科の魅力



「ウェルビーイング研究科」は、修士課程と博士後期課程を設置し、多様な学びの機会を提供します。入学定員は修士課程が20名、博士後期課程が5名となっており、社会人と新卒学生双方のニーズに応えるカリキュラムが特徴です。授業は夜間や週末にも行われ、オンラインでも対応しているため、働きながら学ぶ社会人には最適な環境が整っています。

教育理念とカリキュラム



開設予定の研究科では、ヒューマンスキルやウェルビーイングの専門知識を深めるための実践的な授業が行われます。前野隆司教授が研究科長に就任予定であり、彼の専門知識が反映されたカリキュラムは、学びを通じて「幸福」を追求することを目指しています。参加者は、AIが担えない領域での価値を理解し、自らの成長を促す重要な経験を得ることができるでしょう。

トークセッションの内容



記者発表会では、学長の小西聖子が開会の挨拶を行い、前野教授が新研究科のカリキュラムの詳細を発表しました。その後、株式会社日立製作所の矢野和男氏を交え、『AI時代に求められる「幸福」を追求する学び』というテーマでディスカッションが行われました。特に彼らは、テクノロジーの進展が求める新たなスキルセットと、逆に人間性を育む重要性について熱心に議論しました。

ウェルビーイングの概念



ウェルビーイングとは、身体的、精神的、社会的に充実した状態を意味します。これは単なる健康状態にとどまらず、個々の幸福感や自己実現をも含む広範な概念です。武蔵野大学では、ウェルビーイングを追求することが現代社会が直面する問題解決の鍵であると考えており、そのために新たな教育プログラムが必要であると強調されています。

社会人向けリスキリングプログラム



研究科では、専門的な知識を実業に取り入れるためのリスキリングプログラムも用意されています。特定の条件を満たした受講生は、取得した単位が学位に組み込まれる仕組みが整っています。これにより、様々な背景を持つ学生がそれぞれのキャリアやライフスタイルに合った形で学べる環境が提供されます。

教育の未来を考える



2026年、武蔵野大学は新たな教育の場として、ウェルビーイング研究科を通じて人々の幸福を追求します。AI技術の進展が進む現代、教育における人間性の重要性がますます求められています。この新しい研究科がどのように社会に影響を与えるのか、期待が寄せられています。印象的な発表会の模様は、後日Youtubeでアーカイブ配信される予定ですので、興味のある方はぜひご覧ください。

アーカイブ配信はこちら
ウェルビーイング研究科ウェブサイト


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会社情報

会社名
学校法人武蔵野大学
住所
東京都江東区有明三丁目3番3号
電話番号

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