JR東日本スタートアッププログラム2025秋の募集が始まります
東日本旅客鉄道株式会社とJR東日本スタートアップ株式会社は、ベンチャー企業や革新的なアイデアを持つ企業との共同ビジネスを進める「JR東日本スタートアッププログラム2025」の秋募集を開始します。このプログラムは、2017年から始まり、今までに168件の提案が採択され、様々な実証実験が実施されてきました。
プログラムの概要
「JR東日本スタートアッププログラム」は、参加企業がJR東日本グループの経営資源および情報を最大限に活用することで、革新的なビジネスやサービスを提案するプラットフォームです。この取り組みは、内閣府主催の日本オープンイノベーション大賞で多くの賞を受賞し、業界内外での評価を得ています。
募集の対象
今期の募集対象は、自社のプロダクトやサービスを持つ設立から約10年以内の企業です。実施を目指す実証実験は、2026年9月までに行われる予定です。
3つのテーマ
今回の秋募集は、「地域共創」「デジタル共創」「地球共創(SDGs)」の3つのテーマで展開されます。これにより、地域経済や社会課題を考慮しつつ、持続可能な未来を目指しています。
1.
地域共創:新しい観光資源やMaaS(Mobility as a Service)を活用し、地域の資産を新たに評価付けし、駅を中心とした新しいビジネスを構築。
2.
デジタル共創:AIやロボティクス、ドローン技術などを活かした生産性向上を試み、デジタルとリアルを融合させた新たな生活を提案。
3.
地球共創(SDGs):カーボンニュートラルやエネルギー問題、循環型経済の推進に向けた革新的なアイデアを求めます。
応募方法
参加を希望する企業は、専用のホームページから応募できます。応募期間は2025年10月15日から11月21日までです。その後、書類審査やプレゼンなどを経て、最終的にはDemo Dayを迎えます。
詳細は公式サイトを確認して、応募を進めてください。
公式ウェブサイト
支援内容
JR東日本グループでは、実証実験や協業プランの実現に向けて、情報、ITツール、プロモーション支援などを通してサポートを行います。各提案にはメンターが付き、具体的な支援が行われる予定です。
終わりに
このプログラムを通じて、新たな価値を社会に提供する企業との連携が生まれることを期待しています。地域や環境への配慮を基にした革新的なビジネスアイデアが生まれることを楽しみにしています。参加を希望する方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!