災害準備の重要性
2021-08-25 10:00:06
「満タン&灯油プラス1缶運動」が全国スタート、災害への備えを呼びかけ
災害に備えた新たな取り組み
2023年9月1日より、「満タン&灯油プラス1缶運動」が全国で始まります。この運動は、自然災害による大規模な停電時にガソリンや灯油が手に入らなくなる状況を考慮し、普段から必要な燃料を備えておく必要性を訴えています。特に、災害発生直後はガソリンスタンドが混雑し、燃料の入手が困難になることがあるため、日常から事前に準備をすることが非常に重要です。
災害対策としての呼びかけ
全石連と各地の石油組合を中心に、消費者に向けた呼びかけが行われます。「車の燃料メーターが半分になったら満タンに」や「灯油は1缶多く備えておく」を推奨し、災害時に混乱しないよう心構えを伝えます。運動の啓発活動は、テレビCMやインターネット、SNSを活用して全国的に行われ、特に子供たちにも親しみやすく理解しやすい内容のポスターが配布されます。
CMとその起用者
この運動のCMには、2019年ミス・ティーン・ジャパンのグランプリを受賞した宮部のぞみさんが出演しています。彼女は、モデルや女優として活躍しており、運動の主旨や必要性を広く伝える役割を担っています。CMはテレビでの全国放送に加え、YouTubeやSNSでも配信される予定です。これにより、より多くの人々にこの運動の重要性を認知してもらいます。
運動の後援と意義
本運動は、内閣府政策統括官(防災担当)、資源エネルギー庁、国土交通省の後援を受けており、政府の「国土強靭化年次計画2021」や「第5次エネルギー基本計画」にも内容が盛り込まれています。このように、公共機関と連携して進められるこの運動は、国としての災害対策の一環とも言えます。
主催と参加者
この運動は、全国石油商業組合連合会および都道府県石油組合が主催し、石油連盟や公益社団法人全日本トラック協会、日本ガソリン計量機工業会などが協賛します。また、全国約21,600のガソリンスタンドや石油元売会社も参加しており、広範囲な社会への周知活動が期待されています。
終わりに
「満タン&灯油プラス1缶運動」は、災害に対する自衛策として私たち一人一人が準備を整えることの大切さを再認識させる機会です。この運動が広がることで、より多くの人が安心して日常を過ごせるよう、また、万が一の際にもスムーズに行動できるようになることを願っています。
会社情報
- 会社名
-
全国石油商業組合連合会
- 住所
- 東京都千代田区永田町2-17-14
- 電話番号
-
03-3593-5811